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東大の研究グループが「柔軟なセラミックス」を創り出すことに成功  202202

2022-02-09 23:20:00 | ¿ はて?さて?びっくり!

東大の研究グループが「柔軟なセラミックス」を創り出すことに成功
 Engadget より 220209  山本竜也(Tatsuya Yamamoto)



 東京大学 吉田英弘教授らの研究グループは2月7日、セラミックスの硬度を維持しながら、弾性率を低下させ柔軟になる性質を発見したと発表しました。
 なお,本研究の内容は,査読付き科学ジャーナル「Acta Materialia」に掲載されています。

 セラミックス(金属以外の無機材料の総称)は、陶磁器やガラスなどの身の回りの道具から、半導体や産業用部品など、様々な場所で使われています。中でも、硬いうえに耐熱・耐腐食性に優れているエンジニアリングセラミックスは、航空宇宙や深海、発電プラントなどの過酷な環境での構造材料として活躍しています。
 ただし、硬度がある一方で、金属とは違い塑性変形をほとんどしないという性質があります。ようするに、力を加えた際に壊れやすく脆い性質ということです。

 吉田教授らの研究グループは、このエンジニアリングセラミックスであるイットリア安定化ジルコニアの蛍石立方体構造(キュービックジルコニア)を炉内温度600°C、電流密度400 mA/mm2で10分間の通電処理を行ったところ、ゆっくりと力を加えた場合に弾性率が最大30%程低下することを発見しました。
 主にプラスチックやゴムなどの高分子で見られる粘弾性変形に近い挙動で、硬度を維持しつつ高分子のような柔軟な性質をセラミックスに付与できたことは画期的だとしています。

 これまで、材料の弾性率を制御するのは困難だとされてきましたが、これが実現できれば、例えばセラミックスの弾性率を低下させることで金属などとの異種材料接合時に熱破壊への耐久性を高め、セラミックス部品の信頼性向上が期待できるとのことです。

Source: 東京大学
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🏛 明治創業の大林組 技術や建築物から学ぶ日本の近代化 大阪の歴史館 220202

2022-02-09 23:07:00 | 〽️ 行事・新案内等 控え

明治創業の大林組 技術や建築物から学ぶ日本の近代化 大阪の歴史館
 毎日新聞 より 220209

(ルポンドシエルビル(大林組旧本店ビル)。3階に大林組歴史館が入る=大阪市中央区北浜東)

 大阪市中心部を流れる土佐堀川のほとり。高層建築が林立する街に、建設から1世紀近くを経たビルが静かなたたずまいを見せる。大手建設会社・大林組の旧本店ビルだ。
 その3階にある「大林組歴史館」では、明治時代に大阪で創業した同社の技術や建築物の軌跡をたどり、日本の近代化の歩みを学ぶことができる。【益川量平】

【日本の近代化を学ぶ 大林組歴史館】

 ビルは大林組の4代目社屋として1926(大正15)年に建築された。すぐ近くに架かる天神橋にちなみ、現在は「ルポンドシエルビル」(フランス語で天架ける橋の意味)と名付けられている。外観には茶色のタイルが張られ、正面中央に三つ並んだアーチ風の意匠が特徴的。見上げると、ビルの両端にテラコッタ(焼き物)の円形レリーフが掲げられるなど細やかな装飾も目を引く。落ち着きの中に華やかさを感じさせる。

 歴史館は創業110年を機に2001年に開設された。南向かいの旧大阪大林ビルにあったが、07年に現在地に移った。窓から外を見ると、中之島公園を一望できる。同じビルにはフレンチレストランなども入っている。

 入り口でまず目に飛び込んできたのは、1892(明治25)年に創業した当時、店舗の土蔵屋根を飾っていた鬼瓦だ。創業者の大林芳五郎(1864~1916年)の写真と簡単なプロフィルが紹介されている。案内役で同社大阪本店社史課の溝渕みゆきさんは「大林組が日本の発展にどう関わったかを知ってもらえる場所」と話す。

 館内は、技術▽建設の譜▽人の譜▽情報ライブラリー――の四つのゾーンで構成される。

 技術ゾーンでは、地上と宇宙をケーブルで結び移動する「宇宙エレベーター」の構想、建築分野での自動運転システムの開発など最先端の技術を解説している。

 建設の譜ゾーンでは一転、歴史をさかのぼる。
明治から現代まで日本近代化の歴史と重ねるように、同社が手がけた東京駅(1914年)▽大阪城天守閣再建(31年)▽京都タワービル(64年)▽大阪・南港コスモスクエア(95年)▽東京スカイツリー(2012年)――などの写真を順に展示し、時代と建築の変遷を感じられる。10年に解体されたダイビル本館(大阪市北区)の軒の部分も飾られている。

 人の譜ゾーンでは、歴代社長の経歴や写真を紹介している。大林芳郎・3代社長の社長室を再現したスペースも。祖父芳五郎の銅像が置かれているが、芳郎氏は時々像に触れていたといい、鼻のあたりが変色したという。情報ライブラリーでは、関連図書の閲覧や、同社が取り組む建設プロジェクトの映像の視聴ができる。大阪の近代建築を代表する大阪ガスビル(昭和初期、登録有形文化財)の建設工事の映像など貴重な資料もあり、興味深い。

 溝渕さんは「来館者は子供から高齢者まで幅広い。ビジネスや建設の勉強から息抜きまで、ふらりと立ち寄ってもらえれば」と呼び掛けた。

大林組歴史館  :大阪市中央区北浜東。
 京阪・大阪メトロの北浜、天満橋両駅から徒歩7分。
 開館は午後1~5時(入館は午後4時半まで)。
 土、日、祝日など休館。 入場無料
問い合わせは大林組大阪本店総務部社史課(電話06・6456・7009)。
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横浜国立大学、超柔軟なゲルや生体組織などに液体金属で配線する新技術を世界で初めて確立  202202

2022-02-09 22:58:00 | ¿ はて?さて?びっくり!

横浜国立大学、超柔軟なゲルや生体組織などに液体金属で配線する新技術を世界で初めて確立
 TechCrunch より 220209   tetsuokanai


 横浜国立大学は1月31日、ゲルや生体組織といった超ソフトで非平面の基板上に、液体金属で配線を転写する技術を、世界で初めて確立したと発表した。
 今までよりもさらに柔軟なウェアラブルデバイスの開発や、インプラントデバイスへの応用が期待される。

 横浜国立大学の太田裕貴准教授、渕脇大海准教授らによる研究グループは、液体金属で配線を行ったPVA(親水性がよい合成樹脂の一種であるポリビニルアルコール)フィルムを超柔軟基板の上に置き、フィルムを水で溶解させることで超柔軟基板上へ配線を転写することに成功した。
 配線可能な線の最小幅は165µm(マイクロメートル)と非常に細いため、らせん構造や三次元に交差する立体構造の配線も可能だった。
 また、ラットの迷走神経を刺激する柔軟電極を設置したところ、生体組織に与える物理ストレスが抑えられた。さらに、PVAフィルム上に構築した温度測定システムを、機能を維持したままゲルに転写し、腕に貼り付ける実験も行ったが、その状態での温度測定も可能だった。

 液体金属は、次世代スマートデバイスの配線素材として注目されている。生体適合性が高く柔軟であるため、ゲルと組み合わせれば、非常に柔軟なウェアラブルデバイスが作れるようになるのだ。
 剛性を表す比例係数ヤング率はゲルよりも低く、伸縮性と生体適合性は高く、変形による抵抗値変化が小さいという優れた特徴を持つが、加工しづらいという欠点もある。
 従来の方法では、非平面基板に複雑な回路を作ることは難しかった。この研究で、そうした課題が克服され、柔軟な素材のみを使用し、人体への密着性を高め、不快感を少なくしたウェアラブルデバイスの開発が可能となるとのことだ。

今後は、生体組織に液体金属で配線を施し、「健康状態を測定できるようなインプラントデバイスの開発」も期待されるという
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🗾 お酒に強い“遺伝子”都道府県トップは青森県…「飲む量がだいぶおかしい」県の酒造組合に聞いた 202202

2022-02-09 22:51:00 | 🔟 番付色々🆚

お酒に強い“遺伝子”都道府県トップは青森県…「飲む量がだいぶおかしい」県の酒造組合に聞いた
 FNN プライムオンライン編集部 より 220209


 お酒の強さ・弱さには、地域差があると言われる。この説を科学的に調査した「お酒に強い遺伝子タイプが多い都道府県ランキング」が発表され、青森県がトップとなった。

 調査結果は、株式会社ユーグレナ(本社:東京都)とグループ企業が提供する、遺伝子解析サービスの利用者2万1371人(20歳以上の男女)のゲノムデータから導き出したもの。
 ユーグレナによると、アルコールの分解に関わる遺伝子「ALDH2(アルデヒドデヒドロゲナーゼ)」には、二日酔いのなりやすさに関わる項目があり、「お酒を飲んでも二日酔いになりにくいタイプ(GG)」「お酒を飲むと二日酔いになりやすいタイプ(AG)」「そもそもお酒が飲めないタイプ(AA)」の3タイプに分かれるとのこと。


 このうちのGGの遺伝子を持つ人をお酒に強いとみなし、この割合が高い順に並べた。ランキングを見ると、
1位が青森県(68.92%)、
2位が沖縄県(67.92%)、
3位が岩手県(67.59%)、
4位が秋田県(65.92%)、
5位が山形県(65.88%)。

 反対に下位を見ると、
47位が奈良県(47.86%)、
46位が岐阜県(47.88%)、
45位が和歌山県(48.23%)、
44位が宮崎県(48.65%)、
43位が福井県(49.00%)となった。

※カッコの数字はお酒に強い遺伝子タイプが占める割合

⚫︎東北と沖縄に“酒豪遺伝子”が…なぜ?
 ここで注目したいのが、お酒が得意な上位に東北地方、苦手な下位に近畿・中部地方が多いことだ。調査結果を日本地図に色付けで反映してみても、はっきりと地域差がみられた。

この違いはどんなことが影響しているのだろう。ユーグレナの担当者に聞いてみた。

――青森県が1位。要因として考えられることは?
 大変恐れ入りますが、要因は当社では調べておりません。一説もあるという範囲で補足させていただくと、もともと日本に住んでいたグループはお酒に強い。そこに大陸から中国地方や近畿、中部などにお酒の弱いグループが入ってきた。そのため、相対的に東北や沖縄が強いと言われているようです。

――お酒の強さは後天的に変えることはできる?
 遺伝型は決まっていて、後天的に変えることはできません。検査結果が「そもそもお酒が飲めないタイプ(AA)」の方は、遺伝的にALDH2がほとんど、または全く働かない体質で、そこで差が出てきております。お酒が飲めない方が飲める方と同じ量を飲んでしまうと病気のリスクが高まる要因にもなるため、自分の身体にあった量を飲むことが大切です。

――遺伝子解析サービスはどのように解析する?
 オンラインで遺伝子解析キットを購入、ご自身で遺伝子解析キットに唾液を入れて返送いただきます。送付された唾液から細胞を採取してDNAの情報を読み取ります。約1~2カ月で、ウェブ上のマイページにて疾患のリスクや体質の傾向に関する情報、ご自身がどの遺伝子タイプに属しているのか、タイプにどんな傾向があるのか確認いただけます。

⚫︎高血圧で短命県…それでも青森県はお酒
 それでは、お酒の強い県民はどんな生活を送っているのだろう。ランキング1位となった青森県の県酒造組合に聞くと、酒豪っぷりが明らかとなった。

――青森県はお酒に強い。どう受け止めている?
 青森県は豊かな自然があり、3方を海に囲まれた県なので酒の肴になるつまみも多く、お酒を楽しむ良い環境にあり、お酒の飲める酒好きが集まり居座った為、酒に強い遺伝子が多いのではないか、という声がありました。
 また「記憶が毎回なくなり気をつけようとしてるのですが、遺伝子が作用しているのであれば仕方がないとも思えてきます」「無理して飲んでいるのかと思っていたが、遺伝だった」という反応もあります。青森では、朝にラーメンを食べる「朝ラー」という文化があり、しょっぱくて味が濃いものが好きです。高血圧で短命県でもあります。

――酒豪の多さに関連するエピソードを教えて。
 ねぶたを観るときは片手にビールですし、平日に缶ビール500ミリを6本飲む方もいます。日本酒を飲むときには、ビールやハイボールやレモンサワーがチェーサー代わりになることも多いですね。酒を持ち込んで集まって飲むとき、人数に対して酒の量がだいぶおかしい。それなのに足りないという声もありました。

――青森県ではどんなお酒が好まれる?
 日本酒が好まれ、寒い割に燗酒はあまり飲まず、冷酒を飲んでいる人が多いそうです。冠婚葬祭はもちろんのこと、日常から自宅で晩酌する人も多いといいます。

――青森県のお酒の魅力を教えて。
 青森県の酒蔵は18蔵と東北では一番少ないですが、個性豊かな酒蔵が多く、味もバラエティー豊かです。また、青森県は食の宝庫で旬の魚介類、畜産、農作物もたくさんあります。地場の食材や郷土料理と地酒は最強のコンビではないでしょうか。

 新鮮な魚介類をはじめ、おいしいものが多いからこそ、お酒もすすむのかもしれない。その一方で飲み過ぎは禁物。ランキング上位となった県民の皆さんも、体調と相談しながらお酒を楽しんでほしい。
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自動車を国産技術で生産できる国  202202

2022-02-09 19:23:00 | なるほど  ふぅ〜ん

自動車を国産技術で生産できる国
   財経新聞 より 220209


●自国技術だけで「自動車」を造れる国  
 世界中で、自国の技術だけで「自動車」(ガソリンエンジン搭載の純粋な車。現状ではEV車は“自動車”とはカウント出来ない)を生産出来るのは、米国、ドイツ、日本だけだと言われる。
 イギリス、イタリヤ、フランスも、一部部品に外国に頼る部分があるので「純国産」に届かないが、「準国産」としての「まともな自動車の生産が可能な国」である。
 また、外国資本の傘下に入ったボルボやジャガーといったメーカー製の自動車は、過去蓄積した技術もあり、ぽっと出でまともな技術を持たない会社と比較すれば、れっきとした「自動車メーカー」であることは明白である。

●技術が未熟な国の車  
 在日民数が非常に多い某国の製品も、本来愛国心があれば、たとえ性能的に劣っていても購入して貰える筈なのに、このメーカーは日本に進出したが彼等の同胞にも全く売れずに、撤退して行った。

 「自動車」なんて簡単に作れるものでは無い。

 昔、このH社と提携していた三菱がこの国から撤退する際に、本来なら日本に持ち帰るか廃棄処分するべき治具型具の類を、変な好意を示して残してやったせいで、「彼等が日本の技術に追いつくペースが10年以上縮まった」と、国内の他社の社長が激怒したとの話もある。
 あんな旧態然たるエンジンでも、彼等のレベルには垂涎の技術だった。「自動車」技術は、簡単に会得出来るものでは無いのだ。

●バイク百花繚乱の時代  
 バイク好きの、古い世代の人達なら、1960年代の2輪メーカー乱立の記憶があるだろう。
 現在2輪メーカーは、ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキしか生き残っていないが、当時は三菱も「シルバーピジョン」、スバルも「ラビット」を作っていたし、ダンプやパッカー等の特装車や飛行艇の新明和工業も「ポインター」を作っていた。

 タイヤのブリヂストンも「チャンピオン」を作っていたのだった。
 勿論、町工場規模のメーカーも参入し、当時、日本には283社ものメーカーが存在したそうだ。

●技術があっても  三菱重工、中島飛行機、川西航空機、川崎航空機といった、戦時中の航空機産業を支えた優秀な技術を持ちながら、敗戦で「翼をもがれた」企業も多く2輪生産を手掛けていた。
 しかし、この中で現在も継続して2輪を生産しているのは、カワサキしか残っていないのが事実である。
 自動車やバイクは,生産技術と同時に,サービスネットワークを構築する必要があるからだ。

●家電製品とは異なることの認識を  
 例えば、B社のトースターは、2003年に東京で設立されたクリエイティブとテクノロジーの会社の製品だが、すでに我が家にやって来ている。
 この様な家電製品等、特定分野の「1点突破」をすれば、市場で一定の評価を獲得して、成功を収めることができる製品と、自動車は大いに異なるのだ。
 2021年3月12日付「自動車メーカーの基礎体力」でも述べたが、開発現場のテストコースに設ける「悪路」ひとつを取っても、各社は相当な投資をして取り組んでいる。
 そして、蓄積した技術やノウハウは、想像を超える質と量がある。

 鴻海の創業者・郭台銘(テリー・ゴウ)氏が、社内会議で「わが社が電気自動車(EV)を作れないことがあるだろうか。EVはiPhoneに4つの車輪を付けたようなものじゃないか」と言い放った(2021年8月29日付日経)。
 この、新参を目論む企業の著名な代表者の様な考えでは、まともな「自動車」を造ることは不可能だ。

 アップルやソニーといった、その分野では最高レベルの技術を持った企業が、EV車に参入する意向を示しているが、人の命を預かる「自動車造り」はそんなに甘くは無いから、覚悟して取り組むべきだろう。
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