正しく歩いて確かな効果を!必見“ウォーキングの極意”
中日スポーツ より 220219
TBS系「健康カプセル!ゲンキの時間」メインMC・石丸幹二
〈2月20日(日)TBS系 午前7時ほか CBC制作〉
今や定番の健康法となっている「ウォーキング」。ダイエットや高血圧・糖尿病の予防改善などさまざまな健康効果が期待できるものの、その効果をなかなか実感できない人も多い。健康効果を余すことなく発揮できる“ウォーキングの極意”を専門家が紹介する。ゲストは榊原郁恵
●ウォーキングの極意①健康目的のウォーキングは1日8000歩が目安
●ウォーキングの極意②歩く前には準備運動!
●ウォーキングの極意③腕は大きく後ろに大きく振る
●ウォーキングの極意④ ペースは息が上がるくらいの中強度
●ウォーキングの極意⑤靴紐のあるシューズを履く
●ウォーキングの極意⑥食後は60〜90分後に歩く
●ウォーキングの極意⑦目先を変えて歩く
●ウォーキングの極意⑧ウォーキング後のたんぱく質摂取
放送11年目を迎える「健康カプセル!ゲンキの時間」。メインMC・石丸幹二、サブMC・坂下千里子のコンビで毎週、身近な健康問題や解決法を紹介する。
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歩行速度が速い人は長生きする
ニッポン放送 NEWS ONLINE編集部 より 220219
医師で医療ジャーナリストの森田豊氏が2月10日、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。寿命を延ばすためにおすすめのスポーツについて解説した。 ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」
⚫︎時速5.76キロの早歩きの人の平均寿命は95歳
飯田浩司アナウンサー)「健康を保つためには運動がいい」と言いますけれども、やはり体を動かすということは寿命にも関わって来ますか?
森田)歩く速さが人の寿命に関係しているという報告があります。2011年のアメリカの研究によると、歩行速度が速い人ほど生存率が高い、遅い人ほど生存率が低いと結論付けています。研究では65歳以上の男女3万4485人について、歩行スピードと寿命との関係を21年間、データ処理したのですけれど、早歩きできる人というのは筋肉量が維持されて、呼吸器や循環器の働きが保たれているということになるのです。
飯田)早く歩く人は。
森田)ちなみにこの論文では、時速0.72キロメートルと非常にゆっくり歩く方々の統計的な平均寿命が約74歳、逆に時速5.76キロメートルと、かなり早歩きの方々の平均寿命は95歳ということです。
飯田)最近、早起きで疲れているのか、やたら人に抜かされるのですよね。スポーツはやらなくてはいけないと思いながらも、何をやろうかなというところで躊躇してしまう方も多いと思うのですが。
⚫︎寿命を長くするスポーツはテニス
森田)スポーツをすることで寿命が長くなるのは想像がつくと思いますけれども、どんなスポーツの種目が寿命を上げていると思いますか? 新行さん。
新行市佳アナウンサー)球技とか。
飯田)では団体スポーツ?
新行)団体スポーツ、そうですね。テニスや、野球などですかね。
森田)みんなでやるから?
新行)みんなでやるということと、ボールを投げたりするので手先も使うし、体全体を使うようなイメージが何となくあります。団体スポーツだとコミュニケーションをとったりもするし、頭も使うかなと思って。
森田)飯田さんはどうですか?
飯田)全身運動というイメージで、水泳かなと思ったりします。
森田)消費カロリーも大きいですよね。さらに聞きますが、いまから言うスポーツの種目のうち、どれがいちばん寿命を長くするでしょうか。テニス、バドミントン、サッカー、サイクリング、スイミング、ジョギング、徒手体操、ジム。
新行)サッカー?
飯田)サイクリングとか。
森田)いろいろ出ましたけれども、正解はテニスなのです。
飯田・新行)そうなのですか。
⚫︎2人以上で行うスポーツが寿命を延ばす可能性
森田)デンマークとアメリカの研究者からなるチームが、テニス、バドミントン、サッカー、サイクリング、スイミング、ジョギング、徒手体操、ジムでのエクササイズと、8種類のスポーツを調査しました。その結果、テニスをしていた人の平均余命が9.7年も長くなっていて、最も余命を長くしていたということがわかったのです。テニスの他には、バドミントンとサッカーも効果が大きかったことから、新行さんが先ほどおっしゃっていましたけれども、理由の1つとして、2人以上で行うスポーツが寿命を延ばすのではないかと考えられています。
飯田・新行)なるほど。
森田)研究チームは、「定期的に集まるグループに属していることは、支え合い、信頼し合い、共有し合う人たちがいることで気持ちが高まる。これが幸福感につながり、長期的な健康を促進するものだ」と説明しています。
飯田)なるほど。体を動かすこともそうですが、それだけではなく、心の部分もということですね。
森田)その通りだと思います。どんなスポーツでも、スポーツをすれば体が鍛えられますし、健康にはいいのですけれども、可能であればみんなでコミュニケーションを取りながらできるようなスポーツの方がいいということを、何となく知識として学んでいただきたいなと思いました。