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「私は右脳型、左脳型」語る人に教えたい残念な真実  20231

2023-11-27 21:35:00 | なるほど  ふぅ〜ん

「私は右脳型、左脳型」語る人に教えたい残念な真実
シーナ・アイエンガー:コロンビア大学ビジネススクール教授
  東洋経済オンライン より 231127


⚫︎「右脳型は創造的」「左脳型は論理的」は本当なのでしょうか?
「右脳型は創造的」「左脳型は論理的」という説は世界で広く知られていますが、本当にそうなのでしょうか? イノベーション、選択、リーダーシップ、創造性研究の第一人者であるコロンビア大学ビジネススクール教授のシーナ・アイエンガー氏が解説します。
※本稿は『THINK BIGGER 「最高の発想」を生む方法:コロンビア大学ビジネススクール特別講義』から一部抜粋・再構成したものです。

あなたは右脳型?左脳型?
今から、創造性を測る2つのテストをやってほしい。まずはこれ。

【画像】活動中の脳のMRI。脳は創造的な部位と分析的な部位に分かれていない

●初対面の人を覚えるときにポイントとなるのはどちらですか?
A.名前
B.顔
●新しい曲を聴くときはどちらに注目しますか?
A.歌詞
B.メロディやリズム
●手を組んだとき、上に来るのはどちらの親指ですか?
A.右
B.左
●足を組んだとき、上に来るのはどちらの足ですか?
A.右
B.左
Aが多い人は「分析的」な左脳型で、Bが多い人は「創造的」な右脳型だ。

次は2つめのテスト。次の文章を読んで、あなたに当てはまるものにマルをつけてほしい。

・人の名前より顔のほうが覚えやすい
・「勘が鋭い」と言われたことがある
・誰かが怒っているとき、何も言わなくても顔を見ただけでわかる
・パーティーを計画するときは、細部よりも全体的なことを考える
・計画を立てるより思いつきで行動する
・ボーッとしていると言われることがある
・気が散りやすい
・今ほかのことを考えていた
・芸術作品を見るときは、先に全体を見てから細部を見る
・好奇心から芸術をかじったことがある
・感情に訴える議論ほど信じやすい
・感情的になることが多い
・リスクを恐れない
・何よりも直感を大切にしている
・ものごとを先延ばしにしがちだ
・目で見た方が理解しやすい
・できるなら現実の世界より幻想の世界で暮らしたい
・実生活で出会う人より、架空のキャラクターの方が共感できる
・メモを取るとき落書きをすることが多い
・落ち着きがない
・人にどう思われようと気にしない

▶︎結果:マルが10個以上ある人はおめでとう! あなたは論理的な左脳型というより、創造的な右脳型だ。

 では聞くが、あなたはこういうテストに意味があると思うだろうか?そうでないことを祈りたい。残念ながら、この手の診断はとても人気が高く、ネット上にもあふれている。そのうちの2つが、今あなたのやったものだ。

⚫︎「分離脳」の理論が生まれたきっかけ
 創造的な人と創造的でない人がいる、という考えは大昔からある。この考えが科学的な裏づけを得たのは1860年代、神経科学者のポール・ブローカとカール・ウェルニッケが、左脳の特定の部位に損傷を受けた人が失語症を発症することを発見したときだ。

 この発見をもとに、右脳と左脳が違う働きをするという、「分離脳」の理論が生まれた。

 神経心理学者のロジャー・スペリーは、左右の大脳半球をつなぐ、脳梁と呼ばれる神経繊維の束を切断すれば一部の脳疾患を治療できることを実証し、その功績で1981年にノーベル賞を受賞した。

 スペリーはこの知見をもとに、分離脳の性質をさらに解明すべく、さまざまな実験を行った。
 例えば脳梁を切断した被験者に2つの物体を示し、1つは左目だけ、もう1つは右目だけで見てもらった。被験者に見たものを説明してほしいと頼むと、全員が左目(右脳)だけで見たものを絵に描いて説明し、右目(左脳)だけで見たものを言葉で説明することができたが、逆はできなかった。
 スペリーはこれらの結果を踏まえ、「2つの思考方式」があると結論づけた。言葉を認識、分析する「言語的(左脳型)」思考と、かたちやパターン、色、感情を認識する「非言語的(右脳型)」思考である。

 スペリーのこうした発見をきっかけに、右脳や左脳を鍛えるとうたう、さまざまなツールが生まれた。
 例えば美術教育者のベティ・エドワーズは著書『脳の右側で描け』(河出書房新社)で、創造性を伸ばすためのデッサンのテクニックを伝授した。学習障害の専門家ケン・ギブソン博士は、左脳を鍛えて分析力を高めるためのテストやエクササイズを開発した。

⚫︎左脳だけ、右脳だけ働くことはありえない
 自分が創造的な右脳型か、分析的な左脳型かを調べるのはとても楽しい。自分の「型」を知れば、どういう人と気が合うのか、どういう状況で仕事がはかどるのか、どういう仕事が向いているのか、といったことがわかるかもしれない。

 だが最近の研究で、新しい知見が得られている。少なくとも思考に関していえば、左脳だけ、または右脳だけが働くということはありえないのだ。

 スペリーのノーベル賞受賞以降、神経科学の研究は飛躍的進歩を遂げている。なかでも画期的な突破口を開いたのが、1990年代初めに物理学者の小川誠二が開発した、MRI(磁気共鳴画像法)を使って脳の活動を可視化する手法だ。
 活動中の脳のMRI画像を見ると、脳は創造的な部位と分析的な部位に分かれてなどいないし、完全に創造的な精神的活動も完全に分析的な精神的活動もないことがわかる(下図)。

※外部配信先では図を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

 例えば、数学の問題を解く、絵を描く、科学実験をする、歌をつくるといったとき、私たちはつねに脳の全体を使っている。右脳型、左脳型の思考などというものは存在しない。

⚫︎創造的な人々に共通する人格特性は「好奇心」
 神経科学者が2006年に行った研究で、大人と子どもの被験者に3種類の数学の問題を解かせ、その間の脳のMRI画像を分析した。
 すると被験者が問題を解いている間、脳の右半球と左半球の両方で、神経細胞がクリスマスツリーのように発火していた。
 また、被験者は数学の問題を解いた方法を説明するとき、分析力だけでなく、創造力も同じくらい使っていた。問題解決においては、これらの能力を分けて考えることはできないのだ。

 そうはいっても、ずば抜けて創造性が高いように見える人々はたしかに存在する。創造性をもたらしているのが右脳の違いではないとしたら、彼らの何が人と違うのだろう? ゴッホのように、鬱病にかかりやすい人は創造性が高いのだろうか? それとも人気俳優のトム・ハンクスのように、幸福な人が創造的なのか?

 研究では、多様な分野の創造的な人々に共通する人格特性が、たった1つだけ特定されている。
 それは、好奇心が強いことだ。そして好奇心は、意識して身につけることができる。同じことが、創造的な活動をやり遂げるのに必要な、粘り強さについても言える。粘り強さも、意識的に育むことができる。

(翻訳:櫻井祐子)
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🚶〜六地蔵…🏥界隈〜 231127

2023-11-27 20:03:00 | 🚶 歩く
🚶〜六地蔵…山科川右岸堤防道…観月橋下…観月橋北詰…<外環>…🏥…月橋禅院🍁…江戸町交差点…JR奈良線手前…大光明寺陵👀…UR団地内…アイロード桃山…<外環>…西運寺👀…🏥👫…月橋禅院↩️…観月橋〜🚉…H六原…>
🚶12155歩2kg12F

☁️:観月橋14℃:微風:冬を感じる
 妻を迎えついでに🏥界隈を🚶
 月橋禅院の🍁◎

🚙⇄マツモトSp



月橋禅院

同上:前

大光明寺陵

西運寺

同上



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「感情の老化度」をセルフチェック! 脳と体を衰えさせる「3つの原因」 202311

2023-11-27 17:44:00 | 生活編

「感情の老化度」をセルフチェック! 脳と体を衰えさせる「3つの原因」を精神科医・和田先生が解説
 毎日が発見ネット  より 231127


 健康で長生きするためには「自立した生活」を送り続けることが重要。そのためには、脳と体を若々しく保ち続けることが必要とされています。そこで今回は、こころと体のクリニック 院長の和田秀樹先生に「脳と体を衰えさせる『感情の老化』の3つの原因」についてお聞きしました。

※この記事は『毎日が発見』2022年8月号に掲載の情報を再構成してお届けします。

⚫︎考え方と習慣を変えれば脳と体は若々しく保てます
 健康で長生きを叶えるには、いつまで自立した生活を送れるかが重要です。
そのために必要なのは、脳と体を若々しく保ち続けること。

「50代からは、何かをやりたいと思う意欲の維持が大切です。そのためにも、意欲低下のメカニズムを減らす必要があります。やる気や感情のコントロールを司る前頭葉の機能が低下するのを遅らせる、幸せホルモンともいわれるセロトニンの減少を抑えるといったことが有効です」と、和田秀樹先生。

「できることを減らさない」のもポイントだと和田先生。

「認知症になっても、軽症のうちは何だってできます。"年だからもう無理はできない"という思い込みが、脳と体を衰えさせます。使って鍛えて衰えさせない、これが鉄則です」

 今回は、脳と体の老化予防のために取り組みたいことを、和田先生に教えていただきました。

できることから始めてみましょう。

・初めてのことを楽しめる自分に
・毎日、ハッピーでいられる人に
・いつまでも若く見られる
・もの忘れ・認知症を防ぐ
・うつや寝たきりにならない

参考:『80歳の壁』(幻冬舎新書)『70歳からの老けない生き方』(リベラル社)著:和田秀樹


◆脳と体を衰えさせる感情の老化その3つの原因は?
⚫︎原因その【1】前頭葉が縮む
 年をとるにつれ、脳は前の方から縮み、思考や感情、行動や判断などを司る前頭葉から萎縮していきます。
 前頭葉の働きが衰えると、「考えることが面倒になる」「感情をうまくコントロールできずに怒りっぽくなる」「意欲が衰える」「集中力が低下する」など、さまざまな変化が現れます。
 放置すればどんどん老化が進みますが、前頭葉に刺激を与えることで脳は活性化します。

▶︎そのためには、「したいことをする」のが最も効果的です。
●前頭葉の老化をチェック
□ 家族や友人とけんかをすると、怒りがなかなか収まらない
□ 失敗をすると、昔よりもうじうじと引きずる
□ 「この年で始めても遅いわ」とよく思う
□ 最近、何かに感動して涙を流した記憶がない
□ 新刊書や旅行などの広告を見なくなった
□ この1カ月、1冊も本を読んでいない
□ あることが気になったら、しばらく気にし続ける
□ 人にものを尋ねるのはおっくうだと感じることが多い

1つでも思い当たる人は、「前頭葉の老化」が進行中かもしれません。

⚫︎原因その【2】セロトニンの減少
 脳内の神経伝達物質であるセロトニンは、別名「幸せホルモン」とも呼ばれ、幸福感や意欲をコントロールして気分を明るくしてくれます。
 しかし、年齢を重ねるとセロトニンが不足しやすくなり、ひどくなると、うつを引き起こすことも。
「最近、やる気が出ない」と感じるようになったら注意が必要です。
セロトニンを生成するたんぱく質をしっかり摂る、日光を浴びるなどで、セロトニンの減少予防に努めましょう。

●セロトニンの減少をチェック
□ なんだか最近やる気が出ない
□ 昔よりも活動的でなくなった
□ 頭の働きが悪くなったような気がする
□「 もしかしてうつかも」と思うことがある

⚫︎原因その【3】筋力・体力の低下
 健康で長生きするためには、筋肉の維持が大切です。
一人できちんと歩くのはもちろん、食べ物を咀嚼したり、飲み込む際にも喉周辺の筋肉が不可欠。
 筋肉を作り出し、筋力を保つためには、食事と運動が重要。
「おなかがすかないからと食事量を減らす」「さっぱりしたものしか食べられないと肉食を
控える」といったことは、筋肉の減少、体力の低下につながり、老化を加速させるリスクになります。

● 筋力・体力の低下をチェック
□横断歩道を渡り切れない
□手すりにつかまらないと階段を上がれない
□ペットボトルのキャップを開けにくくなった

《体力の温存が老化を加速》
年をとると、体力が低下するのは当然です。だからといって「年だから無理」と動かなければ衰える一方。できることを減らさないためにも体を動かしましょう。




<教えてくれた人>
こころと体のクリニック 院長和田秀樹(わだ・ひでき)先生
東京大学医学部卒業。精神科医。高齢者専門の精神科医として30年以上にわたり高齢者医療の現場に携わる。近著『80歳の壁』(幻冬舎新書)他、著書多数。
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