私は某メーカーの米菓が大好きなのでよく注文するのですが、そこのメールマガジンにこんな記事が載っていました。(以下、引用)
藤原実方(ふじわらのさねかた)はさらに技巧的です。
かくとだにえやはいぶきのさしも草 さしも知らじなもゆる思ひを
(五十一 藤原実方朝臣)
これほど(恋しています)とさえ言えないので
さしも草のように燃える思いを知ることはないでしょうね
「えやは言ふ(言うことができようか)」は「伊吹山」に掛かり、
「さしも草(よもぎ)」が「さしも(それほどにも)」を導き、
「さしも草」の縁語の「燃ゆる」につないでいます。
さらに「思ひ」の「ひ」は「火」を掛けています。
(よもぎはお灸に使うもぐさの原料です。)
オヤジギャグの連発じゃないかと思われそうですが、
贈られた女性はどのように感じたのでしょう。
私は、高校のときから古典が大好きで、その世界に強いあこがれを持っていたのですが、私が技巧的で素敵だと思っていたことは、現代では、「オヤジギャグ」と一緒の部類に入るのでしょうか・・・・・?
確かに、「君、おもちゃのお茶茶を持ってきてくれ」とか、「ひまわりが咳をしました。ゴッホゴッホ」とか、そういう「オヤジギャグ」も大好きですが・・・・・。
藤原実方(ふじわらのさねかた)はさらに技巧的です。
かくとだにえやはいぶきのさしも草 さしも知らじなもゆる思ひを
(五十一 藤原実方朝臣)
これほど(恋しています)とさえ言えないので
さしも草のように燃える思いを知ることはないでしょうね
「えやは言ふ(言うことができようか)」は「伊吹山」に掛かり、
「さしも草(よもぎ)」が「さしも(それほどにも)」を導き、
「さしも草」の縁語の「燃ゆる」につないでいます。
さらに「思ひ」の「ひ」は「火」を掛けています。
(よもぎはお灸に使うもぐさの原料です。)
オヤジギャグの連発じゃないかと思われそうですが、
贈られた女性はどのように感じたのでしょう。
私は、高校のときから古典が大好きで、その世界に強いあこがれを持っていたのですが、私が技巧的で素敵だと思っていたことは、現代では、「オヤジギャグ」と一緒の部類に入るのでしょうか・・・・・?
確かに、「君、おもちゃのお茶茶を持ってきてくれ」とか、「ひまわりが咳をしました。ゴッホゴッホ」とか、そういう「オヤジギャグ」も大好きですが・・・・・。