住宅街のさほど大きくない公園にツミの巣がありました。
巣には巣立ち前の二羽の雛がいました。
通りかかった地元のおばあさんの話だと雛は五羽で二羽が少し育ちが遅かったとか。
探すと近く木に三羽の巣立ち雛がいました。(左下に一羽います)
母鳥は三羽がいる木と二羽がいる巣の間の電線に止まっていました。
時々執拗に絡んでくるカラスに向かっていきました。
そして姿を見せなくなるとしばらくして餌を持って帰ってきました。
この餌は三羽の内、左下にいた雛が貰いました。
次に捕まえてきた餌は巣にいる左側の雛に与えられました。
ツミの巣を見ていると、やたらとオナガが鳴きながら飛び回っています。
オナガがカラス対策のためツミの巣の近くに営巣することは有名ですが、探すとこのツミの巣の周辺にもいくつかオナガの巣がありました。
巣には三羽の雛がいました。(一羽は後ろにいますが一緒に写せません)
三羽は時々餌を貰っていましたが、暫くすると一羽が巣から枝に飛び移り木の上に出てきました。
そして10メートルくらい離れた木へ飛び移ると鳴き始めました。
直ぐに親鳥が飛んできました。
すると残りの二羽も飛んできました。巣立ちの瞬間でした。
市街地の公園という小さな空間にも自然が溢れていました。