出馬断念の「造反」能勢前議員、「まさかこんなことに」 (朝日新聞) - goo ニュース
石原慎太郎東京都知事は、「理の当然。自民党の習慣になかっただけで、徹底してやろうと思えば、こうなる。反対している方は、腰が引けている。反対派は、甘ったれだよ」と断じている。郵政民営化反対派の首領・亀井静香元建設相、副首領の平沼赳夫前経済産業相、幹部の小林興起衆院議員らから、新党の代表に担ぎ上げられそうになった石原都知事の口からこんな言葉を吐かれては、反対派はもう終りである。
「戦国永田町」は、これからまだまだ面白くなる。文字通り「小泉純一郎劇場」のドラマチックな展開は、韓国の「ロマンチック・ドラマ」より、見応えがある。韓国のドラマは、「これでもか、これでもかのイジメ」「すれ違い」「交通事故」「記憶喪失」「病院」などの筋書きが大体、ワンパターン化してマンネリズムが拭えないのに対して、「小泉劇場」では、「作並びに演出家」の小泉首相が、次にどんな奇手奇略を打ってくるのかが楽しみである。やはり作りもののドラマより、現実の出来事の方が、面白い。
選挙は、何と言っても「面白い」ことが、最大の要素である。結果がミエミエで面白くない選挙は、必ず「低投票率」で終わる。
小泉首相が打つ「くノ一戦法」は、五月雨式なのがよい。話題を小出しにしてくる手法は、心憎い限りである。長男・孝太郎が、役者として活躍しているのも、見逃せない。ひょっとしたら、「小泉劇場」の舞台裏に「長男・孝太郎」がいるのではないかとも憶測される。
謀叛人の「上意討ち」という「密命」を帯びる「刺客」の顔触れが、徐々に揃いつつある。
小池百合子環境相が東京10区入りして、小林興起前衆院議員の首を取る。小泉首相が放つ「あずみ第1号」である。
片山さつき(46)財務省主計官(防衛庁担当)が静岡7区に入り、城内実前衆院議員の首を取る。
永岡桂子(51)が、茨城7区で亡き夫・永岡洋治前衆院議員の「弔い合戦」を行い、竹下登元首相から建設利権を引き継いだ中村喜四郎元建設相の息の根を止める。
前回落選した高市早苗元衆院議員が、奈良1区から奈良2区に回り、滝実前衆院議員の首を取る。ただし、夫婦別姓反対論者の高市が、旧姓(高市)を名乗って出馬するのは、持論に反する。
橋本久美子(63)が、岡山4区で、引退を表明した夫・橋本龍太郎元首相の地盤を引き継ぐ。厚生利権・環境利権が、そのまま継受するのは、おそらく難しくなるはずで、いわゆる「橋本利権」の崩壊が始まる。
中国ブロック比例代表だった能瀬和子前衆院議員が12日、次回の立候補断念を表明し、「比例代表」だった前衆院議員が、相次いで「もはや、これまで」と無念の引退を迫られるのは必至となる。 いま続いている「公示前」の生ドラマは、言うなれば、「プロローグ」にすぎない。「9・11」に「自民公明連合戦線」が、勝利すれば、「小泉劇場」は、「連続ドラマ」か「大河ドラマ」へとつながっていく。そのプロットを概観してみよう。
〔1〕郵政民営化ドラマ
〔2〕経済景気ドラマ
〔3〕靖国神社ドラマ
〔4〕北朝鮮・拉致事件ドラマ
〔5〕自衛隊イラク派遣ドラマ
〔6〕年金・医療ドラマ
〔7〕教育基本法ドラマ
〔8〕国連安保理ドラマ
〔9〕憲法改正ドラマ
〔10〕ポスト小泉ドラマ
総選挙は、「自民公明連合」VS「(自由)民主党」の図式で展開していく。自民党内から発射される「トルネード(渦巻き)」に」蹴散らされて、社会民主党と共産党は、東京都議選挙で示されたように壊滅する。社会民主党は、土井たか子元衆院議員が前回、民主党の応援を得ながら小選挙区で落選し、辛うじて比例代表で復活してきており、今回は、当選の見込みがないとして、民主党の支援が得られず完全落選する危険性が高く、ついに「マドンナ」の象徴が政界から消えていくことになりそうである。小沢一郎民主党副代表が、憲法改正反対の「社会党・公明党・民社党・共産党」を壊滅させる目的で自民党からあえて分裂し、「小選挙区制度」の導入を図った「長期戦略」が、ほぼ完遂される。「公明党」は、いまや改憲派に変わっている。
「小泉劇場」は、「憲法改正ドラマ」で大団円となり、「ポスト小泉ドラマ」で何度かの「ドンデン返し」により、国民・有権者を驚かせて、「終り」となる。
岡田克也代表率いる民主党が、「日本を、あきらめない」とのキャッチフレーズを打ち出した。「小泉自民党」の「改革を止めるな」と比べて、何と「後向き」で弱々しいことか。国民・有権者が、「日本をあきらめる」前に、「民主党をあきらめる」ことにならなければよいのだが・・・。
この「小泉劇場」という「大河ドラマ」では、「岡田民主党」は最後は殺されてしまう運命の単なる「仇役」ないし、陰の薄い「脇役」でしかない。
石原慎太郎東京都知事は、「理の当然。自民党の習慣になかっただけで、徹底してやろうと思えば、こうなる。反対している方は、腰が引けている。反対派は、甘ったれだよ」と断じている。郵政民営化反対派の首領・亀井静香元建設相、副首領の平沼赳夫前経済産業相、幹部の小林興起衆院議員らから、新党の代表に担ぎ上げられそうになった石原都知事の口からこんな言葉を吐かれては、反対派はもう終りである。
「戦国永田町」は、これからまだまだ面白くなる。文字通り「小泉純一郎劇場」のドラマチックな展開は、韓国の「ロマンチック・ドラマ」より、見応えがある。韓国のドラマは、「これでもか、これでもかのイジメ」「すれ違い」「交通事故」「記憶喪失」「病院」などの筋書きが大体、ワンパターン化してマンネリズムが拭えないのに対して、「小泉劇場」では、「作並びに演出家」の小泉首相が、次にどんな奇手奇略を打ってくるのかが楽しみである。やはり作りもののドラマより、現実の出来事の方が、面白い。
選挙は、何と言っても「面白い」ことが、最大の要素である。結果がミエミエで面白くない選挙は、必ず「低投票率」で終わる。
小泉首相が打つ「くノ一戦法」は、五月雨式なのがよい。話題を小出しにしてくる手法は、心憎い限りである。長男・孝太郎が、役者として活躍しているのも、見逃せない。ひょっとしたら、「小泉劇場」の舞台裏に「長男・孝太郎」がいるのではないかとも憶測される。
謀叛人の「上意討ち」という「密命」を帯びる「刺客」の顔触れが、徐々に揃いつつある。
小池百合子環境相が東京10区入りして、小林興起前衆院議員の首を取る。小泉首相が放つ「あずみ第1号」である。
片山さつき(46)財務省主計官(防衛庁担当)が静岡7区に入り、城内実前衆院議員の首を取る。
永岡桂子(51)が、茨城7区で亡き夫・永岡洋治前衆院議員の「弔い合戦」を行い、竹下登元首相から建設利権を引き継いだ中村喜四郎元建設相の息の根を止める。
前回落選した高市早苗元衆院議員が、奈良1区から奈良2区に回り、滝実前衆院議員の首を取る。ただし、夫婦別姓反対論者の高市が、旧姓(高市)を名乗って出馬するのは、持論に反する。
橋本久美子(63)が、岡山4区で、引退を表明した夫・橋本龍太郎元首相の地盤を引き継ぐ。厚生利権・環境利権が、そのまま継受するのは、おそらく難しくなるはずで、いわゆる「橋本利権」の崩壊が始まる。
中国ブロック比例代表だった能瀬和子前衆院議員が12日、次回の立候補断念を表明し、「比例代表」だった前衆院議員が、相次いで「もはや、これまで」と無念の引退を迫られるのは必至となる。 いま続いている「公示前」の生ドラマは、言うなれば、「プロローグ」にすぎない。「9・11」に「自民公明連合戦線」が、勝利すれば、「小泉劇場」は、「連続ドラマ」か「大河ドラマ」へとつながっていく。そのプロットを概観してみよう。
〔1〕郵政民営化ドラマ
〔2〕経済景気ドラマ
〔3〕靖国神社ドラマ
〔4〕北朝鮮・拉致事件ドラマ
〔5〕自衛隊イラク派遣ドラマ
〔6〕年金・医療ドラマ
〔7〕教育基本法ドラマ
〔8〕国連安保理ドラマ
〔9〕憲法改正ドラマ
〔10〕ポスト小泉ドラマ
総選挙は、「自民公明連合」VS「(自由)民主党」の図式で展開していく。自民党内から発射される「トルネード(渦巻き)」に」蹴散らされて、社会民主党と共産党は、東京都議選挙で示されたように壊滅する。社会民主党は、土井たか子元衆院議員が前回、民主党の応援を得ながら小選挙区で落選し、辛うじて比例代表で復活してきており、今回は、当選の見込みがないとして、民主党の支援が得られず完全落選する危険性が高く、ついに「マドンナ」の象徴が政界から消えていくことになりそうである。小沢一郎民主党副代表が、憲法改正反対の「社会党・公明党・民社党・共産党」を壊滅させる目的で自民党からあえて分裂し、「小選挙区制度」の導入を図った「長期戦略」が、ほぼ完遂される。「公明党」は、いまや改憲派に変わっている。
「小泉劇場」は、「憲法改正ドラマ」で大団円となり、「ポスト小泉ドラマ」で何度かの「ドンデン返し」により、国民・有権者を驚かせて、「終り」となる。
岡田克也代表率いる民主党が、「日本を、あきらめない」とのキャッチフレーズを打ち出した。「小泉自民党」の「改革を止めるな」と比べて、何と「後向き」で弱々しいことか。国民・有権者が、「日本をあきらめる」前に、「民主党をあきらめる」ことにならなければよいのだが・・・。
この「小泉劇場」という「大河ドラマ」では、「岡田民主党」は最後は殺されてしまう運命の単なる「仇役」ないし、陰の薄い「脇役」でしかない。