◆日本航空の稲盛和夫会長(京セラ名誉会長)が2月8日、日本記者クラブ(東京都千代田区)で講演し、このなかで衝撃的な発言をしている。毎日新聞(毎日jp)がこの日、「<稲盛氏>『民主政権に落胆』支援者一転、静観へ」との見出しをつけて報じている。衝撃的なのは、稲盛和夫会長が、長年、前原誠司外相の後援会長を務めてきたばかりか、小沢一郎元代表とも親密な関係にあり、民主党の熱心な支持者であったからである。それだけに、「民主政権に落胆」という言葉の裏で一体何があったのか、様々な憶測を呼んでいる。それらの憶測を詮索する前に、ともかく毎日新聞(毎日jp)の記事を読んでみなくてはならない。以下の通りである。
「会社更生手続き中の日本航空の稲盛和夫会長は8日、東京都千代田区の日本記者クラブで講演し、民主党政権について、『現在の体たらくに落胆している。こんなつもりで支援したわけではなかった』と述べた。稲盛会長は、自民党の一党支配を崩す2大政党制が必要との持論から、私費で新聞に意見広告を出したり、03年の民主・自由両党合併にも尽力するなど、民主党の支援者として知られてきた。
だがこの日の会見では、民主党について『真の民主主義確立のために支援してきたが、これも民主主義の結果』と皮肉り、『この後、新しい政治体制ができるのでしょうが、静観します』と突き放した。具体的に不満な点や、『新しい政治体制』が何を意味するのかなどの説明はなかった。【寺田剛】」
◆稲盛和夫会長が「具体的な不満点」、「新しい政治体制」について、何も説明しなかったというので、「現在の体たらくに落胆している」という言葉の端々から憶測するしかないけれど、おおよそ、次のようなことが考えられる。
①菅直人首相が、「脱小沢」を掲げて、「党内野党」をつくってしまい、挙党態勢を築いていない。
②菅直人首相が衆院議員任期をあと、2年7か月を残して、政権に恋々として私利私欲におぼれているほか、前原外相、野田佳彦財務相、岡田克也幹事長、おまけに「床の間の便所」とヤユされている仙谷由人代表代行まで「ポスト菅」争いに参戦して、血道を上げ、「政権たらい回し」をしようとしており、最も大事な国民生活第一の政治を放棄している。
③前原外相は、一統を率いて民主党から離れて、新党を結党して「みんなの党」(森喜朗元首相の私設事務所内に間借りして政党事務所を設置)と連立して、小泉純一郎元首相の勢力内に合流する。前原外相と小泉純一郎元首相の上部には、米国最大財閥デイビッド・ロックフェラー、ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授、リチャード・アーミデージ元国務副長官、マイケル・J・グリーン戦略国際問題研究所日本部長らが共通人脈としている。小泉純一郎元首相は、マイケル・J・グリーンの鞄持ちをした二男・進次郎衆院議員の行く末を前原外相や長島昭久防衛政務官に託そうとしている。これも「親馬鹿」という私利私欲である。
④小沢一郎元代表は、菅首相らの「脱小沢路線」により、「村八分」にされ、やむなく「離党→新党結党」に進まざるを得なくなっている。
◆稲盛和夫会長は、おそらく、前原外相と小沢一郎元代表から、内々に心境を聞いているのであろう。これが「この後、新しい政治体制ができるのでしょうが、静観します」という言葉として噴出したとも考えられる。いずれにしても、稲盛和夫会長は、これから起こる「政変」のあらましを、すでに聞かされているのである。
本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表は、「政変の仕掛け人」の本領を発揮、菅首相を解散に追い込み、大型減税による景気浮揚を図る「減税新党」を立ち上げ、一気に政界再編、大連立政権を樹立する
◆〔特別情報①〕
情報というのは、デイリーのニュースをその都度、バラバラに読んでいると、何でもないように感じられながら、それらを1本の線として繋いでみると、まったく違う意味が浮かんでくるのに気づく。新聞社や放送局の政治部記者は、政治家に番記者を張りつけて日々、同じような質問を投げかけているのは、政治家の言葉の裏に隠されている「心理の変化」に伴う「政局の変化」を読み取るためである。その「政局の変化」の究極は、「政変」である。つまり、1つの政権の終焉だ。
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第4節 なぜ族議員を悪いと思わないのか
金丸利権の崩壊を食い荒らし
その一方で、小沢は利権争奪のチャンスを失った。敗北感から、自民党幹事長の辞任を決意したほどである。
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第6章 「小敵」扱いするな―「雑草は繁殖する」
3 「ノー」をどんな武器にするか
思いもつかない言葉を編み出す
金丸信が防衛庁長官だった当時、アメリカ政府は財政悪化や日本人基地従業員(軍雇用員)の賃上げ問題に伴う経費負担を日本政府に要求してきた。
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◆稲盛和夫会長が「具体的な不満点」、「新しい政治体制」について、何も説明しなかったというので、「現在の体たらくに落胆している」という言葉の端々から憶測するしかないけれど、おおよそ、次のようなことが考えられる。
①菅直人首相が、「脱小沢」を掲げて、「党内野党」をつくってしまい、挙党態勢を築いていない。
②菅直人首相が衆院議員任期をあと、2年7か月を残して、政権に恋々として私利私欲におぼれているほか、前原外相、野田佳彦財務相、岡田克也幹事長、おまけに「床の間の便所」とヤユされている仙谷由人代表代行まで「ポスト菅」争いに参戦して、血道を上げ、「政権たらい回し」をしようとしており、最も大事な国民生活第一の政治を放棄している。
③前原外相は、一統を率いて民主党から離れて、新党を結党して「みんなの党」(森喜朗元首相の私設事務所内に間借りして政党事務所を設置)と連立して、小泉純一郎元首相の勢力内に合流する。前原外相と小泉純一郎元首相の上部には、米国最大財閥デイビッド・ロックフェラー、ハーバード大学のジョセフ・ナイ教授、リチャード・アーミデージ元国務副長官、マイケル・J・グリーン戦略国際問題研究所日本部長らが共通人脈としている。小泉純一郎元首相は、マイケル・J・グリーンの鞄持ちをした二男・進次郎衆院議員の行く末を前原外相や長島昭久防衛政務官に託そうとしている。これも「親馬鹿」という私利私欲である。
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第2章 小沢一郎がつくる強い権力
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第6章 「小敵」扱いするな―「雑草は繁殖する」
3 「ノー」をどんな武器にするか
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金丸信が防衛庁長官だった当時、アメリカ政府は財政悪化や日本人基地従業員(軍雇用員)の賃上げ問題に伴う経費負担を日本政府に要求してきた。
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