◆「サイは投げられた」-日本政界は、菅直人内閣の「倒閣」に向けて、走り出している。放たれた矢は、もはや止めることはできない。今後の政治スケジュールのなかで、最重要のポイントは、衆院本会議での2011年度政府予算案可決の日程と予算案自然成立直後の「菅内閣不信任決議案」の提出時期である。予想されるのは、次のような日程だ。
①3月1日(火)-衆院本会議での2011年度政府予算案可決、参院が予算案を受け取る。
②3月30日(予算案を受け取りの当日から起算=国会法133条)-予算案自然成立(日本国憲法第60条第2項)
③3月31日-野党自民党などから「菅内閣不信任決議案」提出、小沢一郎元代表と小沢支持派68人が賛成し、成立。憲法第69条(内閣不信任決議の効果)により、「内閣は、衆議院で不信任の決議案を可決し、又は信認の決議案を否決したときは、10日以内に主議員が解散されない限り、総辞職をしなければならない」
④3月31日~4月9日-衆院解散か総辞職
⑤3月31日~4月9日-衆院解散の日から40日以内に、総選挙を行う(憲法第54条第1項)
⑥総選挙の選挙運動は,12日間(公示日に立候補届が受理された時から選挙が行われる日の前日まで)
◆野党自民党などから「菅内閣不信任決議案」が提出され、可決されるには、小沢一郎元代表と小沢支持派68人が賛成に回る必要がある。これを衆院会派名及び会派別所属議員数(平成23年1月24日現在)から内訳を分析してみよう。
会派名 会派略称 所属議員数
民主党・無所属クラブ 307
自由民主党・無所属の会 117
公明党 21
日本共産党 9
社会民主党・市民連合 6
みんなの党 5
国民新党・新党日本 4
たちあがれ日本 2
国益と国民の生活を守る会 2
無所属 5
欠員 2
計 480
このなかで国民新党・新党日本は、菅政権と連立を組んでいるが、国民新党の亀井静香代表、新党日本の田中康夫代表は、親小沢なので、小沢一郎元代表と小沢支持派に同調する。菅執行部やマスメディアは、無所属5人のうち、3人(鳩山邦夫、石川知裕、中島正純)について勝手に与党の協力者として扱っているけれど、間違いである。
鳩山邦夫元総務相は、「衆院比例単独選出者16人」が会派「民主党・無所属クラブ」からの離脱、新会派結成の動きを示した直後、「民主党はぐちゃぐちゃになった方がよい」と歓迎の意向をマスメディアに示している。石川知裕衆院議員は、小沢一郎元代表の元秘書、中島正純衆院議員も、小沢支持派である。
◆というわけで、小沢一郎元代表は、「菅内閣不信任決議案」の可決に向けて、民主党・無所属クラブ307人を過半数割れさせるために全力を上げることになる。現在の過半数が240議席なので最低でも68人をまとめる必要がある。すでに16人が「先陣」を担っており、52人を確保しなくてはならない。
これと並行して、小沢一郎元代表は、民主党に代わる「受け皿」となる新党結党を急いでいる。新党が結党できれば、すでに「泥舟」と化している民主党からの脱党組が、続出する。
世の中が、「消費税アップ」の「大増税」から「景気浮揚」のための「大減税」という大きな風が吹き始めており、「民主党の沈没により政治生命を失うのは、ご免だ」と生き残りを賭けて、新党という「救命ボート」に我先へと乗り移ってくる者が多数現れてくる。
政界ほど「人の心は一夜にして変わる」という世の習いが、鮮明に表れるところはない。浅ましい限りではあるが、みんな「勝ち馬」に乗ろうと懸命になるのである。
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米国対日工作担当者が小沢一郎元代表との「サシ」による談判を希望、新政権樹立に大きな期待を寄せ、強制起訴による「冤罪」を晴らそうとしている
◆〔特別情報①〕
駐日米国大使館内「日本管理委員会」の米国対日工作担当者(4人編成)は、小沢一郎元代表の動きに大きな関心を寄せている。これまでは、「小沢一郎抹殺命令」を発した米国最大財閥デイビッド・ロックフェラーの強い意向で、東京地検特捜部を動かし、検察審査会も利用して、政治生命を脅かしてきた。
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第2章 小沢一郎がつくる強い権力
第7節 なぜ経世会を憎むのか
近親憎悪
しかし、七人は、同じ釜の飯を食ってきた仲間であり、田中角栄からみれば、兄弟弟子の間柄である。それだけに根が深く、始末が悪い、骨肉の争いといえるだろう。
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4 何を捨て何をとるべきか
「貧しいと精神が卑屈になる」
日経平均株価がピークをつけていたころ、話題となったのがリクルート・コスモスの未公開株の譲渡をめぐる贈収賄疑獄である。リクルートの江副浩正元代表に依頼されてリストを作成したのが、現在の自民党最高実力者クラスの大物政治家である。このようにして自民党の政治家は政治資金を集めていた時期もある。
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①3月1日(火)-衆院本会議での2011年度政府予算案可決、参院が予算案を受け取る。
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会派名 会派略称 所属議員数
民主党・無所属クラブ 307
自由民主党・無所属の会 117
公明党 21
日本共産党 9
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国益と国民の生活を守る会 2
無所属 5
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このなかで国民新党・新党日本は、菅政権と連立を組んでいるが、国民新党の亀井静香代表、新党日本の田中康夫代表は、親小沢なので、小沢一郎元代表と小沢支持派に同調する。菅執行部やマスメディアは、無所属5人のうち、3人(鳩山邦夫、石川知裕、中島正純)について勝手に与党の協力者として扱っているけれど、間違いである。
鳩山邦夫元総務相は、「衆院比例単独選出者16人」が会派「民主党・無所属クラブ」からの離脱、新会派結成の動きを示した直後、「民主党はぐちゃぐちゃになった方がよい」と歓迎の意向をマスメディアに示している。石川知裕衆院議員は、小沢一郎元代表の元秘書、中島正純衆院議員も、小沢支持派である。
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第2章 小沢一郎がつくる強い権力
第7節 なぜ経世会を憎むのか
近親憎悪
しかし、七人は、同じ釜の飯を食ってきた仲間であり、田中角栄からみれば、兄弟弟子の間柄である。それだけに根が深く、始末が悪い、骨肉の争いといえるだろう。
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第5章 「おぼれる犬を叩け」―「指の傷が腕の戦闘力を奪う」
4 何を捨て何をとるべきか
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