国民新党の亀井静香代表が、民主党の菅直人執行部が赤軍派など極左暴力集団と変わりがないと厳しく批判

2011年02月16日 18時02分54秒 | 政治
◆国民新党の亀井静香代表が2月16日の記者会見で、小沢一郎元代表の処分について「連合赤軍を思い出す」と痛烈に批判した。
 高級警察官僚として極左暴力集団の取り締まりを行ってきた経験から出た歯に衣着せぬ批判は、いかにも亀井代表らしい。
 民主党と連立を組み、郵政改革法案の成立に政治生命を賭けていながらも、参院で否決された場合、衆院で「3分の2」条項を使わねば成立が難しい政治状況を目の当たりにして、党員資格停止処分を受けた小沢一郎元代表が、小沢支持派約70人を引き連れて離党すれば、郵政改革法案が本当に成立しなくなるのを憂慮しているのである。
 その危険を覚悟して処分を決定している菅直人首相ら執行部に対する不信感の表れとも言える。それは、革マル派と中核派の凄惨な殺し合い、赤軍派内部の「総括」と称する仲間殺しなど極左暴力集団による殺戮事件を捜査してきた立場から見た率直な感想であり、批判である。
 極左暴力集団は、主義主張や闘争路線が違えば、それまでの同志や仲間を平気で排除したり、殺したりする習性を持っている。このため、セクト内部で本来は同志であるはずの仲間による内ゲバが常習化し、最後は、激しい殺し合いが起こり、破滅への道をころがり落ちていく。客観的に見れば、どこかで調和や融和を図らなくてはならないのに、近親憎悪が嵩じて最悪の殺人事件にまで落ち込んでいく。高級警察官僚だった亀井代表は、そうした事件をイヤというほど捜査してきたのである。それと同じような光景を民主党内に見ているのだ。
◆朝日新聞asahi.comは2月16日、「小沢氏の処分『連合赤軍を思い出す』亀井氏が民主批判」との見出しをつけて、次のように報じている。
 「国民新党の亀井静香代表は16日の記者会見で、民主党が小沢一郎元代表の処分を決めたことについて『ちょっとした違いを取り上げて追及し、総括して殺していく連合赤軍を思い出す』と痛烈に批判した。『党を固めないで政権運営はできない。政治の基本をわきまえて進んでくれないと大変な時代に立ち至る危険性がある』とも述べた。亀井氏は警察庁時代、連合赤軍のあさま山荘事件の捜査にあたり、今月5日に死亡した永田洋子死刑囚らを取り調べた経験がある」
 亀井代表は、高級警察官僚出身者としては珍しく「死刑廃止論者」で知られる。著書もある。冤罪により死刑を執行を警戒するからである。その意味で永田洋子死刑囚が東京拘置所内で多臓器不全により獄死したことに、特別の感慨を抱いているに違いない。
 それはともかく、民主党の菅執行部が、極左暴力集団が持っているのと同じような習性を露出していることに、嫌悪感を抱いているのが、よく見て取れる。
◆冤罪という点でいえば、小沢一郎元代表に対する東京地検特捜部による捜査が、実は「米国の対日工作担当者」による「小沢潰し命令」から始まったと言われているだけに、事件の本質をしっかり見極める必要がある。
 そのなかで、「小沢潰し命令」を発していた米国最大財閥デイビッド・ロックフェラーが、このところ、変化してきている。それは、いくら菅首相を脅しても、日本から巨額資金を上納させるのは難しいと、ようやく気づいてきたということである。要するに、菅首相やその周辺は、米国が要求する資金をかき集める力がないということだ。さりとて、デイビッド・ロックフェラーが、目をかけている米国CIA要員・前原誠司外相も、まだそれだけの実力はない。日本の政治家のなかで、唯一パワーを持っているのは、小沢一郎元代表のみであるとようやく痛感したということである。この事実を亀井代表は、気づいている。◆何しろ、その動機はともかく、対日工作担当者マイケル・j・グリーン戦略国際問題研究所日本部長が原子力潜水艦で訪れた八丈島での密会で、「30兆円で国債を買ってくれ」と要求したところ、小沢一郎元代表が翌日.日本郵政の斉藤次郎社長に連絡して、直ぐに振り込ませたというのは、マイケル・j・グリーンはもとより、このことを知ったデイビッド・ロックフェラーには、大変な驚きであったに違いない。
 いまや菅首相は、デイビッド・ロックフェラーに斬られた存在であり、米国にとっては、使い道のない「ゴミ」そのものである。このため、前原外相を次期総理大臣に担ぎ上げ、しかも、米国への資金上納を条件に、小沢一郎元代表の救出に転じているのである。デイビッド・ロックフェラーでさえ、小沢一郎元代表の力に頼らざるを得ないのである。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
民主党はいまや「泥舟」、小沢一郎元代表が設立する「減税新党」に生き残りの道を賭ける国会議員の多くは、早くも菅政権を見限り、脱出のタイミングを図っている

◆〔特別情報①〕
 民主党がいま、「泥舟」と意識されてきている状況下、所属議員の多くが「民主党では勝てない」と痛感しているようである。こうなると、一刻も早く飛び出して、新しい「救命ボート」に乗り移ろうと焦るのは、当然の成り行きである。そのため小沢一郎元代表への期待感が高まってきている。民主党はいまや「泥舟」化しており、生き残り賭けて小沢一郎元代表が設立する「減税新党」に期待する国会議員の多くは、早くも脱出を考え始めている。

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   思いもつかない言葉を編み出す

 金丸信が防衛庁長官だった当時、アメリカ政府は財政悪化や日本人基地従業員(軍雇用員)の賃上げ問題に伴う経費負担を日本政府に要求してきた。

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