美味いマズいとは次元が違う問題ですね。
「給食まずい」「残して腹が減る」中学生から市長に手紙…メニュー改善に取り組む
要は仕出し業者に弁当みたいなものを頼んでいるけど、味付けに加えて冷たいからとてもじゃないけど食えた代物じゃない・・・・という事なんでしょうねぇ。
味付けはやれ塩分がどうたらとか色々制約があるので、そこは崩す訳に行かないんだけど、せめて温かいものを提供できないか?という問題てすよね。
現状の仕組みじゃ難しいんじゃないですかね。
何でおかずが冷めているのか、要は食中毒対策です、これ。
コンビニ弁当の製造過程で、おかずって加熱したものを一度瞬間冷却をかけて冷やしたものを盛り付けるんです。
中途半端に温かいものだと食中毒の菌が活動しちゃうんですよね。
集団食中毒にでもなったら、それこそエライ事になっちゃいますから。
うちらの時は学校内で給食が作られてたんで、製造終了時間は給食時間に合わせてあったと思います。
だから温かかったし、食中毒の心配もさほどなかったと思うんですよ。
今は給食センターが製造したものを各学校に配送する形ですから、当然移動時間も考慮して作らないといけないし、当然その間は外気に触れる可能性もあるので、食中毒の危険性は高まります。
また、それでもまだ温かいものは提供できるんですけど、最近ではそれさえも経費が掛かりすぎて、業者に委託して学校給食として仕出し弁当を出しているという話を聞いてます。
となると・・・
仕出し弁当を食べた人はわかると思いますが、あれってありとあらゆる食中毒対策をしてますもんね。
まず、生野菜は基本NGだったと思います。
当然瞬間冷却した料理なので冷めてるし、味付けは塩分控えめ。
そりゃ、不味いですよ、美味い筈がない。
じゃあどうするか??
温かいお茶でも配布するしかないんじゃないですかねぇ。
多分、温かいものを提供云々言われても、食中毒で100%引っかかるし。
かといって、現状のシステム壊せないだろうし・・・
難しい話だと思いますけどねぇ。