昨日某番組で「焼きそばの麺をほぐす時、レンチンしてから使うとほぐれやすくなる」っていうのが紹介されてたけど、確かにレンチンすれば簡単にほぐれるのは間違いないんですけどね。
でも・・・それって自分も経験あるけど、どうにも出来上がりが美味しくないんですわ。
結局フライパンで麺をほぐしているうちにブチブチきれちゃってそばめし状態になるじゃないですか。
それにレンチンしたら確かにほぐれるけど、炒めた香ばしさというものがないんですわ。
で、以前知り合いの中国人コックから習った方法なんですが、これがめっさうまいんです。
材料は普段焼きそばに使うモノ。肉と野菜と麺、粉末ソース。後は熱湯(これ意外と重要)
①まずフライパンに火をつけ、多めの油を敷き、焼きそば麺を両面きつね色になるまで焼く(両面2~3分位)
そりゃ焼きそばですから、当然焼くんですが、実はこの工程が物凄く重要なんです。
②その間に粉末ソースを40cc位の熱湯で溶かしておきます(これも重要です)
③麺を焼いている間にキャベツは手で一口大にちぎります。
これ包丁でざく切りでもいいんですが、なぜか手でちぎったほうが美味しいです
④きつね色に焼けた麺を取り出し(この段階ですでにほぐれやすくなってます)、そのフライパンに肉を炒めます。
基本肉を炒める時は油を入れなくても大丈夫ですが、不安な方は極少量入れてください(入れすぎると油でベタベタになります)
⑤肉が炒まったら、野菜を入れ再び炒めます。
⑥ある程度野菜が炒まったら(全体に油が回ったら)ここでソースを投入し、その後即座に麺も投入します。
⑦箸で麺を軽く揺すると・・・あら不思議。どんどんほぐれていきます。そして麺がソースをどんどん吸収していき、色がソース色に変化していきます。
最初に焼いた事で、麺の水分が失われ乾燥状態になっているところに水分であるソースを入れたら当然水分と同時にソースも吸い込みますよね。
だから40ccという水分量でも気がついたらあっという間になくなってます。
⑧麺と野菜を混ぜ合わせて皿に盛り付けて、青のりと紅ショウガを添えて出来上がり。
なんて事はないんです。ただ手順を変えただけの話です。
ただ、これの凄いのは自分で味付けをカスタマイズ出来る事。
②の工程、つまりソースをお湯に溶かす時にカレー粉入れたり、ケチャップ入れたりしてオリジナルの味付けができるんです。
で、もっというと、イチからオイスターソースとか中華あじとかを使ってオリジナルの味付けにする事もできる訳です。
そう考えると、絶対こっちのやり方のほうが正解だと思うし、実際このやり方に切り替えてからほぼ自分は失敗した事がありません。
是非是非この週末、作ってみてはどうでしょうか??