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借り入れ負担増、企業圧迫=中小苦境、息切れ倒産も―マイナス金利解除

2024-03-20 06:45:32 | Weblog
いずれにせよ帯に短し襷に長しだからなぁ。
マイナス金利の解除をこのタイミングでやるんだ。と言うのが素直な感想ですね。
確かにマイナス金利政策って緊急性のものだし、考え方からすれば極めて変な話。
だって
「日銀に預けたら利息も取るよ」
って話だもの。乱暴でしょ普通に考えたら。
ま、ぶっちゃけこれをやめる。
メリットとしては当然のことながら銀行預金の利息が増える。ほんの少しだけどね。

対して、これまで銀行からほぼ無利子で借りられたローンの利息が増える。
これって住宅ローンとかで変動金利で組んでる人は要注意だよね。
あるタイミングで固定金利を上回る可能性があるから、できれば今のうちに銀行窓口と相談したほうが無難。

ま、ここまではそうだよなあと思うけど、問題はここから。
銀行の返済利息が増えるってことは、融資を受けている中小企業がどうなるか?
当然出ていくモノが増えるので、経営が圧迫されます。場合によっては倒産という事もあり得ます。
今、価格上昇を上回る賃金アップを政府は要請しているけど、このタイミングでマイナス金利終了を仕掛けたら少なくとも企業は給料アップどころの騒ぎじゃなくなりそう。
だって下手したら経営が傾く可能性がある訳だから、そりゃ自己防衛働かせるしかないだろうし、ただでさえ賃金アップに消極的な中小企業なんかはこれを理由にアップしないかもしれないですね。

まあ、当初は緊急性でやってたのがいつの間にか慣れちゃったんだよね。
当たり前になっちゃったというか。

しばらくは動向確認をしないとですよ、これは。

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