先週、いつものようにことばの教室へ行ったところ
先生から、指導時間内における息子の言葉を録音したものを聴かせられまして。
まあ、いつもの息子の感じかな?ってなくらいのものだったんですけど
先生から
1.吃音の状態がかなり落ち着いていること
2.吃音はあるけど、喋り方が滑らかなので周囲があまり気にならない
ということで、卒級(いわゆる卒業)を提案されました。
ただ、こういった場合、学年が変わるなどの節目に合わせて卒級するほうが
本人としても受け入れやすく、タイミングがよいそうなのですが
学年が上がることによって、なにが変わるかといえば
クラス替えはないので、担任が変わるだけ、なんですよね。
その先生によってなにかしらの影響があるかもしれないし
なにもないかもしれないし。
どういった影響が本人にでるかというのは
その時にならないとわからないので、
来年度になってしばらく様子をみてから卒級を考えましょうということになりました。
息子はまだ、自分の吃音によってとても困った とか
悩んだ ということがなく
なんとなく5~6年ころにそういったことが出てくるんじゃないかな なんて私は想像していたのです。
で、そのときに教室に通いつつ相談したりして乗り越えていけたらな なーんて考えでいたので
予想よりも早く卒級の話が出てきて
ほんとにもういいのかな~ みたいな不安があります。
自分の吃音の状態を納得して、そんな自分を認めた上で卒級 って思ってたのに(そういう話もされたし)
まだその域に達してない状態で卒級なんて・・
ことばの問題を抱えた沢山のお子さんたちを指導してきた先生からそういわれたわけだから、私が思うよりも「もう大丈夫」なのかなぁ
もちろん、卒級したらもう関わりありませんよ ということではなくて
困ったことがあったらいつでも相談してくださいね ってことなので
まるきり縁がきれちゃうわけじゃないけど・・・
最近、次女が本を沢山読むようになってきて
こないだなんかは 重松清の本を借りてきてました。
重松清さんも吃音もってらして
そのせいか、作中に吃を持つ人物が登場したりします。
読むとちょっとせつないです。
吃音と関わりがない人が読んだらきっとどうということはないんだろうけど
私がちょびっと ナーバスになってるのかもしれませんね(^_^;)
逆に子供のほうは自信が付く、ということもあるかと思います。
上手く乗り切れるといいですね。
親がいろいろ考えてるのを尻目に
子供はあっさり乗り越えちゃうかもしれませんね。
なんか気弱ですね、私も(^_^;)
案ずるより産むが易し なのは分かってるんですが。
ファイトだ自分!
ただ、本当に経験せずに済むか?と言う点に関しては、今の所誰にもわからないところで・・・。
とりあえず悩みが出てきたら、また相談に乗ってもらう・・・と言う感じで、今はこのことを喜んでみるとか。
でももし自分の立場だとしたら・・・やっぱりちょっと不安かも(^_^;)
指導時間の中で、先生から子供に対して
「なぜ吃音があるのか」とかの説明を折りに触れて行ってはいるそうなので
自分の状態がどうであるかというのは漠然とではあっても
わかっているんだろうな ってのはあるんだけども。
本人も廻りも
いわゆる「ギャングエイジ」の年代に入ったところなので
これから先が不安になってしまったんですよ。
でも、おっしゃる通りに「先」というのは
なってみないとわからないものだから
できるだけ鷹揚にかまえていけたらな と思ってマス