以前、奈良県高松塚古墳地区の「名もない古墳」探訪の様子を紹介しました。(2021年2月6日)
その後再び、明日香村細川谷地区の「名もない古墳」を探訪してきました。
今回は、飛鳥の「名もない古墳(細川谷)」探訪2の様子を紹介したいと思います。
奈良県明日香村細川谷の「細川谷古墳群」は、冬野川を挟んで南北の山に造られた古墳群で、6世後半から7世紀前半にかけて築造された約200基の古墳群です。その多くは直径8〜15m程度の円墳で、横穴式石室を持っているようです。詳細な調査は行われていませんがその特徴から、渡来系の氏族の墳墓ではないかと言われています。
今回紹介する「名もない古墳」探訪2は、「細川谷古墳群」の南側の山にある3基の古墳です。約12mの円墳です。1基は形が崩れていましたが、2基は円墳の形が残っており石室らしい大きな石が露出していました。また、古墳にはお地蔵さん等が祀ってあり、地元の方に大切にされているようでした。
また細川谷の田畑には、古墳の石室の一部らしき物2基も見ることができました。「細川谷古墳群」のほとんどは、北側の山にあります。またいつか、飛鳥地域の「名もない古墳」の探訪をしたいと思います!
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