和泉の日記。

気が向いたときに、ちょっとだけ。

気まぐれに。

2006-12-18 23:25:51 | いつもの日記。
小説なんぞ書いてみました。
超きまぐれ。超適当。雰囲気オンリー。
手癖だけで書きました感全開でお届けです。

何となくカテゴリも作ったけど、今後増えるかは微妙・・・。
できれば、続き物とか書きたいなあ。

・・・それは無理か・・・。
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「黒い傘」

2006-12-18 23:23:51 | 小説。
月の無い晴れた夜。
学校の裏の林道を、一人で歩いちゃアいけないよ。
きっと、彼の人に連れて行かれちゃう。

ほら、背後から聞こえるでしょう。
君と同じ速さの微かな足音。
だけど決して、振り返っちゃアいけないよ。

きっと、其の黒い傘を見ただけで――。

/********************************************/

「どうしてって、学校の皆が酷く怯えるからサ」
そう言って、少年は歩き続けた。
危ないよ、と男は言った。

「大丈夫、あんなの嘘ッぱちだ」
少年は嗤った。
どうしてそう思うんだい、と男は問う。

「だって、どう考えたって怪訝しいだろう?」
男を見やることなく、少年は続ける。

「どうして、『出会ったら連れ去られる人の噂』が語られるのさ。
 連れ去られるのなら、証人なんか居る訳が無いじゃアないか。
 それに、もっと怪訝しいのは、最後の一節だ――」

目を閉じて、諳んじる。

「きっと、其の黒い傘を見ただけで――。
 多分、『連れ去られる』と続くんだろうね。
 だけど、絶対に怪訝しいんだよ」

どうしてだい。どこが怪訝しいんだい。
「だって。
 『月の無い夜』に、どうして『黒い傘』だなんて判るんだい」
誇らしげに、そう応えた。

そして少年は、初めて男の顔を見る。
「そういえば――おじさんも傘を持っているね。
 今は暗くてよく見えないけど、さっき街灯の下でちらと目に入ったよ」

「女みたいな、赤い傘」

そうだね、赤い傘だ。
とてもとても――赤い傘。
それは。

暗がりの中では、黒と見紛う。
乾いた人の血のような。

そして傘は、また少し赤くなるんだ。

/********************************************/

月の無い晴れた夜。
学校の裏の林道を、一人で歩いちゃアいけないよ。
きっと、彼の人に連れて行かれちゃう。

ほら、背後から聞こえるでしょう。
君と同じ速さの微かな足音。
だけど決して、振り返っちゃアいけないよ。

きっと、其の赤い傘を見ただけで――。
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クリア。

2006-12-18 00:01:41 | いつもの日記。
そういうわけで、無事ペルソナ3クリアしました。
ラスボス(最終形態)は「ハルマゲドン」で一撃!
あっけない!
だがそれがいい。

ルシファー&サタンを除くと、今回一番使えたのは
「悪魔・ベルゼブブ」でした。
3属性で全体攻撃可能+勝利の雄叫びてズルイよね。

あと、相変わらずシヴァは作りましたよ。
今回ちゃんと使ったんだから! 物理系アタッカーとして!

で、だ。
問題は、メサイアの使えなさだと思うんですが如何でしょうか。
最初からメギドラオン使える、っつってもなー。
結局、明けの明星とか漆黒の蛇とかの方が強いし。
メシアライザー使うほどのピンチってあんまないし。
何より、素材的に良いスキルが継承させにくい。
僕のメサイアはアギ覚えてますよ。オルフェウスのせいで。
くそう、スキル欄の無駄遣いなんだよ!!
腹いせにLVアップ時にスキル変化させてやりました。

ラクンダになりました。

一層ショボい結果に。


まぁ、アレだ。
色々あったけども、すげえ良いゲームでした。
システムといい、世界観といい、ストーリーといい。
今年最高のゲームだったかもしれない・・・。

あ、アルトネリコがあった。
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