JACKIE

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30周年祝賀会 30th Anniversary of Kyokusyukan (Karate school)

2008-06-29 | 日記・エッセイ・コラム

30_anniversary_2

三十代後半の時、空手道場の門をたたいた。

年が年なので、不安いっぱいのスタートだった。

そこには、大人の練習生は一人もいなく、

子供たちに混ざって、練習を始めた。

師範は、「子供たちの中だが、

恥かしがらずに大きな声で、頑張ってください。」と。

その師範を信じて、いつも大きな声で、しんどい練習を続けた。

今も、職場で大きな声で挨拶をするのは、師範のおしえだ。

始めた当初は、黒帯の人が雲の上にいるかのように思えた。

小学生の子供に、「おっちゃん、こうやで。」と、指摘さえもされた。

1年以上続けて、区内の大会で、形、段外の部で準優勝した後は、

子供も認めてくれたのか、接する態度も変わってきた。

始めて3年後、黒帯を付けたときは、歓喜だった。

師範が支えてくれた。

どんなにしんどかっても、続けようと思わせてくれた。

今日、その道場30周年記念パーティーがあった。

帰り際、師範と、握手を交わし、

「師範のこと、本当jに尊敬しています。」

と言うことができた。

「道場に来てや。待ってるで。」

と言われた。

娘や息子もお世話になった。

何よりもしんどい時間を共有していた皆に会うことも出来た。

帰りしな、涙があふれてきて、雨で濡れているのか分からなくなった。