年に1回、大学の仲が良かった友達と『同窓会』と称して旅行に出かけています。
今年は門司・下関へ行ってきました。
大学を卒業してからもう十数年経ちます。仕事が忙しい友達も、結婚してお母さんになった友達もいますが、そのとき集まれる人で、という感じですが、それが良かったのか、未だにこうして、旅行しています。
そもそもは、大学時代、一人旅をしていて写真を撮ってくれたグループが、年に一度旅行を楽しんでいるというのを素敵だなぁって思って、卒業後、近くの友人とお茶をしたとき、みんな出会いたいねと旅行を企画したのがはじまりです。
私が言い出しっぺなので、毎年幹事をしています。始めて5~6年後が一番大変で、みんなの時間も合わなくなるし、もともと実家が離れていたのに、結婚や転勤などで距離はどんどん離れていきます。
もう無理かなぁ?なんて思ったことも、私、なんでこんなことやってんだ?なんて思ったこともあったんです。
ただ、本当に良い友達ばかりで、ホテルがあまり良くなくても「いつもありがとう」って笑顔でお礼を言ってくれたり、手配のお礼と手作りでクッキーを焼いてきてくれたりして、その度に、やってよかったーって思ってたんですね。
10回目の年。これで終わっても、きっと誰も文句言わないぞ!って、自分でも大満足で、肩の力が抜けて、来年からどうする?とメールを出したところ、一番出席できなかった友達が、遠慮がちに「毎年続けてほしい」と言ったんです。
どうしても、社会人になっての出会いは、仕事が絡んだりして、ただ楽しいという付き合いばかりではないから、大学の友達と会える楽しみは、すごーく支えだったりするようです。
こんなにも感謝されていたことに、改めて気づいて、本当に嬉しくなりました。
最近では、この10年以上も同窓会の幹事をしていることで、継続していくことの面白さを感じています。はじめた頃や大変だった頃より、『同窓会』の意味も、私たちの中で大きなものになっていて、あの頃やめなくてよかったーと、心から思います。
もっと、大きなこと、大変なことを継続している人はたくさんいるんでしょうけど、私は、この程度で、こんなこと言うのもおこがましいんですけど、こんな小さなことでも、続けていくことの効果はあるんですよね。
その効果がわかるから、今からはじめることを、長続きできるように考えて、肩の力を抜いてがんばろうと思えますから、それだけでも良いサンプルになったのではないかと思います。
ちょっと、まじめに語ってしまいました。(^^;
自然はぜーんぜん関係のない話でしたが、友人との貴重な時間がうれしくて、どーしても書きたくなっちゃいました。
来年は、松江に帰ってみようという案が出ています。何人集まれるかな?
写真は、関門橋 門司港駅 唐戸市場 でした。