のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

年末

2008年12月30日 | 里山

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 27日から年末の休みになり、鹿児島の親戚のところへ顔を出してきました。
 この忙しい時期に・・・と思いつつ、父には目論みもあったようで、まぁ、お付き合いをしてきたわけですが・・・
 28日は、どこの家も餅つきで鹿児島の親戚の家で、久々に餅つきのお手伝いをしてきました。

Pict3864_3  餅つきといえば、子供の頃の年末の大イベントで、大きな釜でお湯を沸かしてもち米が蒸されていくのをワクワクして眺めていました。
 長崎では、「ゆといもち」、(たぶん正確には湯とり餅だろうと思います。)を食べるのを楽しみにしていました。
 つきたてのお餅をお湯の中に入れて更にやわらかくし、それを甘いごま醤油や、大根おろし等のたれにつけて食べます。

 鹿児島では、サツマイモのついたものとお餅を合わせて、茹で小豆と一緒に頂くそうです。
 つきたてのお餅の楽しみ方も、地方色があっておもしろいですね。

 今年も残すところ後わずか、父は、切花用の竹や千両の出荷に忙しくしています。恒例の年越し風景になってきました。

 来年は、もっと里山のことに深く関わり、少しは、このブログの内容も濃いものにしていきたいです。来年もよろしくお願いします。 良いお年を・・・

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今年の活動も終わりです。

2008年12月15日 | 自然観察

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 以前紹介した佐賀県嘉瀬川ダムの工事現場です。自然観察指導員の九州自然協議会の勉強会で訪れました。

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 巨大なダムです。完成するとダムの幅に16両編成の新幹線(先日さようならをしたひかり号だそうです)を乗せても余るほどの距離があります。

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 「静かな湖畔の~」って音楽にのせてこんな巨大なものが運ばれて来たりします。(^^;

 国交省の方が説明に来てくれまして、色々とお話を聞きました。ある部分納得できることもあるんです。
 佐賀県は日本でも稀な、森林の面積より平野の面積が広いという水に困る土地がらなのです。昔から水に苦労をしていましたから、農業用水の確保にはかなり苦労をしているようです。

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 ただ、水が豊かな土地が、昔から水が豊富だったかと言うとそうでもなくて、先人が山に木を植えて水を作り出してきたという歴史があるようです。
 こんなに山を削る前に、もっと方法があったのではないか?と思わずにはいられません。

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 雪の心配をしていた背振山のブナ林の散策も、良い天気に恵まれて楽しいものになりました。
 自然観察指導員の活動も、この週末で今年はおしまいです。
 来年は・・・ またいろんな計画が立ち上がって、忙しい年になりそうです。

 今年も残りわずかですが、少しは我が家の里山でもゆっくり遊びたいなぁと思います。

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たまにはまじめな話も・・・

2008年12月04日 | 自然観察

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 九州自然協議会(自然観察指導員の九州の集まりです)の下見のために背振山へ行って来ました。散策コースの下見をしながら、やっぱり自然観察をして楽しい一日でした。

 下見が終わった後、ネイチャー佐賀の事務局長さんのお宅で、お茶飲み話をしていたのですが、自然観察会からどうやって自然保護につなげていくか、難しいテーマですが色々と意見交換ができてとっても刺激になりました。

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 田んぼの観察会をしていると、農薬の話や植生が変わったこと、生き物の種類が減ったことなどが話題に出てしまいますが、農家さんが参加していると、近代農業をやっていることに罪悪感を抱いてしまうそうなんです。

 農家も変わらなければならない時代なんだろうと思います。でもそれ以上に、消費者が変わらなければならない時代なんじゃないかな?
 自然だけでなく、食べ物に対しても、次世代の子供たちにどういう形でバトンタッチをしていくのか、考える時が来ているように思います。

 難しい話ってことでもないんだけど、農林漁業で実際に生産している人たちが、元気に楽しく働ける社会をめざすと、安全な食べ物が私たちの口の中に入ってくるんじゃないのかな?と思っています。

 『観察会を通して、本当はたくさんの農家の応援団をつくりたいと思っている』なんてことを、ちょっぴり熱く語ったのでした。。。(^^;
 来年は、もう少し前進して、里山のことを語れるように、工夫をしていきたいなと思っていますので、ご意見やアイディアをいただけたらうれしいです!

コメント (5)
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