東日本で震災があり、その復興に少しでもお役に立ちたいと思っています。
感心が震災に集中する影で、他のことも着々と進んでいる事実に悲しくなります。
諫早湾では、福岡高等裁判所で長期開門調査を行うとの判決が下りました。国は控訴を断念し、長期開門をすることを決めています。
その中で、干拓地へ入植した方、長崎県や諫早市は開門反対を掲げて裁判を起こそうとしています。その資金を募るため、小額ではありますが、市で震災の義捐金を集めるついでに、市民から訴訟費用を集めようとしています。
裁判を起こすことは、国民の権利であるから問題がありませんが、裁判を起こす費用は自分達で賄うべきです。
市民からお金を集めたいなら街頭に立って現状を訴え、賛同した人から寄付してもらうべきです。
賛成でも反対でもない人に、自治会の付き合いがあるからとお金を出すよう仕向けるのはフェアだとは言えません。
本当に自分たちの言い分が正しく、その正しい根拠のデータを持っているのなら、正々堂々と市民に訴え、それを説明すべきだと思います。
このようなやり方で行われる町づくりを、次世代の子供たちにどう説明するのかな?と・・・
それが、悲しくてなりません。
以下がその依頼文書です
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諫早市自治会連合会からのお願い
諫早市自治会連合会役員会が開催され、次のとおりみなさまへのお願いがありました。
① 東北地方太平洋沖地震義援金について
1世帯 150円以上
② 諫早湾干拓水門・開門阻止訴訟の支援にかかる募金について
1世帯 100円以上
③ 眼鏡橋模型の移設復元の支援に係る募金について
1世帯 50円以上
以上、皆様の御協力を御願い申し上げます。
(後日、班長さんが集金に参りますので①②③の協力できる分でお願い申し上げます。)