年末、今年も鹿児島の親戚の家に行きました。
じいちゃん、ばあちゃんは、80歳を過ぎてとても元気ですが、いろいろとお手伝いをして来ました。
そのひとつが、柚子の収穫。毎年たわわに実るこの柚子の木は、母が亡くなる前に持って行って植えたものだそうで、じいちゃん、ばあちゃんも大切に育ててくれています。
父は庭の松の剪定をしていました。
松の木は、手入れがとても大変だそうで、年に2回は芽摘みをするのだとか・・・
剪定の仕方にも地方色があるそうです。
九州の剪定の仕方は、雪の重さの心配をしていないため、東北で同じことをすると枝が雪の重みで折れてしまうのだそうです。
枝や葉を落として、下の植物にも日があたるようにしてあげるのも、剪定の重要な役割なんですって。
12月の上旬には、我が家の祖母の法事があり、親戚が集まったのですが、こうして一族が集まって、食事をして話をすることってとても幸せなことだと思います。
できるだけみんなの負担にならないように、何事も内輪で行ってしまいがちですが、少し視点を変えて、お金の負担も労働の負担も、みんなで協力することって大事なことではないかと思った1ヶ月でした。
よその台所に立つのは、勝手もわからないので苦手ですけど、情報交換をしながら自分のルーツの味を覚えていくと思えば、悪くないなぁと思います。
来年は、より多くの人と一緒に、昔は当り前だった手作業を行えたらと思っています。
更新が遅いブログを読みに来てくださった皆様、本当にありがとうございました。
来年も、どうぞ宜しくお願いします。m(_ _)m