ソメイヨシノが満開になりました。
週末は地区の花見でした。今年で9回目になるそうです。
花曇の天気だったので、カッポ酒が人気でした。
地元の日本酒を竹に入れて焚き火のそばで燗つけるのですが、なんともまろやかになって、お酒が進みます。
兼業農家が多い地区で、市街地からも近いので、ちょっとした田舎暮らしを求めて移り住んでくる人もいます。
案外と近所付き合いが強く残っていて、花見となると皆朝から準備をして、大いに楽しむのも、この地区ならではなのでしょうか。
人の繋がりが薄れている中で、こんな楽しいイベントは大事にしていきたいと思います。
☆里山イベントのお知らせ☆
今年も『たけのこ掘り体験』を今年も実施します。
日時:4月19日 10:30~14:00
場所:諫早市福田町:うさぎんち
参加費:500円(昼食代)
締め切り:4月13日まで
小雨決行します。
竹やぶに入るので動きやすい服装、帽子をお忘れなく。
筍や野草の天ぷらを食べる予定です。自然をお腹いっぱい楽しんでください。
皆様のご参加をお待ちしています。
週末は、東京大学でNACS-J自然観察指導員の全国大会があり、参加してきました。
今回は10本の講演があり、各地の取り組みを聞き、自然観察指導員のあり方について深く考える場となりました。
実は、あまりにも内容が濃くて、自分の中で整理しきれずにいます。
全国大会を通して感じていたことは、『熱』です。
それは、とても懐かしくて、とても新鮮で・・・ 少し私は、『熱』を失っていたのかな?と思ったり、熱く語る機会が減っていることに、なんで、小さくまとまってるのかな?なんて、思ったりしました。
学生時代の無知でも一所懸命な頃を思い出したんですよね。←おばちゃんになってしまった。(笑)
自然観察指導員ができて30年。
『エコ』や『環境問題』が普通に話されるようになって、実は指導員になろうとする人たちの中に、人を焦がすほどの熱い気持ちがないのかもしれません。
自然観察会が普通に新聞のイベント欄に載るようになって、人を集めることが目的となり、一人に伝わることより、参加人数が多いことに重きを置いていないでしょうか?
自分の胸に手を当てて、猛省することばかりの2日間になりました。
でも、同じ思いの人たちが集まると、本当に貴重な言葉をたくさん頂き、元気にもなるんですよね。
まだ自分は大丈夫、まだまだ頑張れる。
たくさんの仲間がいて、たくさんの仲間ができて、同じ思いで活動できるのですからね。
多くの素敵な人たちに出会いました。 だから自然観察は辞められないんです。
次回の全国大会まで、皆さんに恥じない自分でいたいと思います。
そして、何よりも楽しく自然観察を続けていきたいと思います。
ながさき県民の森では、森林セラピーに取り組もうと準備中です。
今日は、長野県信濃町森林メディカルトレーナーの秋山さんをお迎えして、森の癒し体験会が行われました。
触ったり、匂いをかいだり、お昼寝したり、森の中でのんびりと過ごすコースと、森作りのお手伝いで、間伐した木を運び林床の片づけをする作業コースを体験しました。
桜も咲き始め、春らしい一日。香りの良いシキミの花が満開でした。
森に入ることで気分がリラックスして、癒し効果はそれだけでも十分なのですが、よりリラックスできるようなおもてなしをしたり、逆に体を動かして汗をかいて運動不足解消とストレス発散をするといった活動で、癒し効果を倍増させることができるそうです。
自分の経験から、仰々しいことではなく、病院へ行くほどでもないけど、心を元気にするための糸口を探している人の取っ掛かりの場所に、県民の森がなれるといいなぁと思います。