昨日の長崎県内のニュースは、諫早湾干拓一色でした。
佐賀地裁での判決を受けて、開門調査をしないようにと、干拓工事推進派の方々の動きを追ったニュースで埋め尽くされました。
写真は、堤防道路の中ほどにある展望所から撮影しました。右が調整池、左が有明海です。今日は曇りでしたので、ちょっとわかりにくいですけど、水の色がはっきりと違います。浄化作用を失った海へ、見た目にも汚い水を流すのですから、漁業不振になるだろうなと、素人でも思います。
干拓地の農業も、ニュースでは良いように言っていましたが、現状はあまりよくないようで、直接聞いた話とあまりにも違う内容が流れていることに、びっくりしています。
私個人では、何かできるわけでもないですが、有明海の自然を守るために頑張っている人たちを少しでも応援できたらと思います。
「よみがえれ!有明訴訟原告団」、「有明海漁民・市民ネットワーク」、「諫早干潟緊急救済本部」など6団体が開門調査を実施することを求める要請書への署名の呼びかけを始めました。賛同してくださる方は、ぜひ署名運動にご協力ください。m(_ _)m
シモツケの花が咲きました。
父が3日ほど留守にして、久々に畑に下りると、行く道にくもの巣だらけです。
ひとつ大きいものに引っかかってしまいました。(・・、)
草は時々射す夏の日差しにグングン伸びる一方です。もう、適いません。(^^;
夏野菜は、ピーマンと茄子が順調です。今年は、ズッキーニも3本ばかり食べました。とうもろこしは、まだカラスにやられていません(^^)v
燃料費高騰、その他諸々で、父の旅行のお土産話は、農家仲間は出荷断念しようと言う人が多く、とにかく自分の家で食べる分だけ作れればいいかと話し合ったとのこと。
作って赤字では、しょうがないですよね。この先どうなってしまうのか?少々不安な感じです。
先日UPできなかった田んぼの写真。
水中にはオタマジャクシやアメンボや生き物の気配がたくさんです。
7月には、ネイチャー佐賀で田んぼの観察会がありますよ。身近な田んぼも知らないことがいっぱい。すごーく計算されて作られている田んぼのすごさなんかも実感できます。お近くの方は、ぜひ参加してみてください。
昨日、今日と久しぶりに太陽が顔を覗かせました。つい先日の観察会で、梅雨の時期のみずみずしい緑の美しさを語っていたのに、ふと山を観ると、いつの間にか夏の緑へと衣替えをしているようです。
今年は本当によく雨が降り、父は田植えを終えた稲は光合成ができずにヒョロっとしているのを気にしていましたが、この2日でどうにか力強い緑に変わったようです。
稲と言えば、今年の田植えは例年よりも更に遅く、昨日も田植えがあちこちで行われていました。先日農協に勤めているおじさんが「猛暑対策で、できるだけ遅く田植えをするように指導をしている」と言っていましたので、その影響でしょう。
県の試験場でも、暑さに強い稲の品種改良をしていますが、予想を上回る気温上昇で、追いつかない状況のようです。私が子供の頃は、冷夏対策に品種改良をしていたはずなのに・・・
ようやく夏の緑になった諫早平野。今年はどんな夏になるのでしょうか?野菜が元気に育ってくれるといいなぁ~