とはいえ、やっぱり知り合いが出ていると、気合を入れて見るものです。ミーハーな感じ?(笑)
2月に諫早で行った九州自然協議会に来てくださった、NACS-Jの道家さんの映像が・・・
ここをクリック! ← 53:00頃からお話をしています。
NGOからの声明で、この内容を聞くと、生物多様性の問題点が見えてきます。
NACS-Jの事務局ブログにも、担当者が会議の様子を書いていますので、参考にしてみてくださいね。
午前中は横なぐりの雨で、ながさき県民の森で開催の『どんぐり教室』は、森林館の中での開催となりました。
毎年おこなっているどんぐり教室ですが、今年はニュースになっているとおり、どんぐりの実が少なくて、展示用の枝や実を集めるのも苦労をしました。
カシノナガキクイムシによる影響のようで、県民の森の中でも、アカガシのナラ枯れの姿が目につきます。
原因の一つには、昔は炭焼きで木を使い、老木が少なかったのですが、人が里山を利用しなくなり、抵抗力の弱い老木が多くなったことだそうです。
ちょっと難しい話ですが、子供たちもしっかりとお話を聞いていました。
雨の中集まってくれた参加者は38名。
お話を聞いた後は、木の実を使ったクラフト作成を行い、思い思いの作品を仕上げていました。
様子は、11/2 9:55~ NBC『あっぷる』で放送予定です。
今、注目しているのは名古屋で行われている生物多様性条約の締約国会議(COP10)です。
語学が苦手なので、ネットの中継やアーカイブで会議の内容が見られるのですが、見たい会議が通訳ナシで、残念!!!
もっとまじめに、英語を勉強するべきでした。。。(^^;
そう言えば先日、NHKのCOP10関連番組で、パーム椰子油が話題になっていました。植物由来の油ということで、エコだと思われていましたが、熱帯雨林を切り開いて椰子の木を植えたため、オラウータンなどの生息数が激減しているとのこと。
ゲストの方は、一面緑の椰子畑は、とっても緑豊かな美しい場所と思っていたのだそうで、現実を知ってびっくりしていました。
私たちの身近にも、山を切り開いて作られた一面のコスモス畑、紅葉がみごとなダム湖など、自然が豊かだと思いがちだけど、ほんとうは人工的な風景がたくさんありますね。
次の世代に、美しい自然を残していくためには、目の前にある風景は、どうやって作られているのか、本当に残すべき風景(環境)はどういう場所なのか、考えなければならないなぁ~と思いました。
もう一度、わが町の次の世代へ引き継ぐべき風景、私たちを育んだ風土みたいなものを見直して、残していきたいですね。
職場の友人と共に、長崎県のお茶の産地、東彼杵の大山製茶園さんへ行ってきました。
『茶楽』というお茶どころがあり、日本茶インストラクターの大山英子さんが、お茶の入れ方を教えてくれます。(要予約)
英子さんに入れてもらった一煎目、70℃ほどに冷ましたお湯で入れました。お茶の香りがすごくして、甘味の中にほろ苦さがあって、普段飲んでいるお茶とは思えない。
ニ煎目、少し熱めのお湯で入れたものは、香りと甘味はうすくなり、コクが増した感じでこれもおいしい。
私も英子さんに習って、お茶を入れてみましたが、少しお湯の温度を下げすぎたみたいです。
香りはほとんどしないのですが、甘味が強くまろやかになり、同じ茶葉をつかっているとは思えないほどの味の違いです。
日本茶を入れる時には、お湯を冷まし、また茶葉とお湯を馴染ませるのにも時間がかかります。
お客さんが目の前にいるのに、まだお茶を出せないと焦らないで、待つ間にいろんな話をしましょうとのこと。
私たちも、お茶請けのお菓子の話、今年のお野菜のできについて、お漬物の漬け方、旅行の話に子育ての話、初めて会ったとは思えないほど話がつきませんでした。
ゆっくりと会話を楽しむお茶の時間は、なんだか時間の流れが違うようにのんびりと出来ました。
そのぎの茶畑に囲まれて、秋の空気を楽しみました。
来年はぜひお茶をもっと楽しむイベントができたらいいなぁ~と思います。
今夜は、大山製茶園から購入してきたそのぎ茶を、父にご馳走しましたよ!
自然保護セミナー『COP10後の自然保護を考える』
COP10で新戦略計画(2020年に向けての目標)が議論され、いよいよ生物多様性保全に向けて世界が動き出します。
政府だけでなく国民の一人一人が、生物多様性を保全するために地域の自然を守り、守るためのしくみをつくり、そして持続的なあり方を実現させていくことが求められています。
一言で「自然を守るしくみ」といっても、条約から法律・制度、地域の慣習に至るまでさまざまな方法があり、その課題や問題点もいろいろあります。
このセミナーでは、NACS-Jがこれまで関わってきた保護の現場を事例にしながら、自然を守るしくみの概要や課題を整理し、これからのしくみづくりのあり方を考えていきます。
どんな制度を利用したか、うまくいった場合・うまくいかなかった場合その原因と課題をどう乗り越えたか、どんな人を巻き込んでいったかなど、現場の保全に役立つ情報を最前線で活躍するNACS-Jスタッフが語ります。
この機会に、これからの自然保護とあなたの関わっている問題解決の糸口を考えてみませんか。
◇第1回11月10日(水)
「新戦略目標が始まる時代の自然保護とは」
講師:NACS-J理事・IUCN-J会長/吉田正人
◇第2回12月14日(火)
「保護地域制度とその効果的な使い方を考える」
講師:保全研究部/朱宮丈晴
NACS-J自然観察指導員講習会講師/小野木三郎
◇第3回1月19日(水)
「持続的な地域づくりのためのしかけを考える」
講師:保全研究部/高川晋一、保護プロジェクト部/辻村千尋
◇第4回2月16日(水)
「環境影響評価法と海の保護を考える」
講師:保護プロジェクト部/安部真理子
◇第5回3月2日(水)
「自然保護のための3ステップからあなたの地域の問題を解決する」
講師:NACS-J理事・IUCN-J会長/吉田正人
番外編として、2月の土曜日(日付は未定)現地見学会を行います。
・主催:(財)日本自然保護協会 / 協力:株式会社モンベル
・会場:モンベル渋谷店5Fサロン/時間:各回とも19:00~21:00
・参加人数:50名(先着順)/参加費用:通しで5000円(1回参加は1500円)
・お申込み方法:下記を記入の上、FAXまたはメールにて申し込み先へ
①名前(ふりがな)
②連絡先(住所・電話番号・E-mail)
③所属団体
④NACS-Jの会員の方は会員番号
⑤参加形式(通しか、特定の回か)
お問い合せ・お申込み先: 教育普及部・本間
FAX:03-3553-0139 E-mail:2010@nacsj.or.jp
こちらでもご案内を掲載しております。