のんびり里山日記

里山を次の世代へ引き継ぐために、何かできることはないかな? のんびりと考えながら、里山のできごとを紹介していきます。

真昼の花火

2009年05月28日 | 自然観察

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 なんだか、大輪の花火が開いたような花だな。。。という印象でした。
 ハナウドの花です。

 浜で見るハマウドと立ち姿が似ていたのですが、花が開いてみると、海岸の強い日差しを浴びたハマウドに比べると、日焼けに縁のなさそうなお嬢さんのイメージだったので、予想と違って見惚れてしまいました。

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 ハナウドの花は始めてみるので、例年どれほどの虫が訪れているのかはわかりませんが、開いたばかりの花にも、たくさんの虫が訪れ花粉にまみれていましたので、少しホッとしているところです。

 近所の庭にはヤマボウシが満開で、そろそろ梅雨に季節がやってくるんですよね。
 ちょっと癒されにブナの林を歩きにいきたいなぁ~ 子供の頃に親しんだ森が一番の癒しの場所のような気がします。

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地味な花

2009年05月25日 | 自然観察

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 最近、体調不良で外出ができずにいます。出ても用事を済ますのに精一杯。
 年はとりたくないものですね(笑)

 さて、それでも先日、1時間ほどの自然散策に参加をしました。
 写真は、葉っぱを触ればすぐわかる「ヤブムラサキ」なんですが、ムラサキシキブと似たかわいい実をつけるので、秋はとっても目立つのですが、花はなんと地味なことか・・・

 お花が地味だと、案外、実は目立ったりするので、もし植物が話せるなら、どうしてそういう風に進化したのか、どういうメリットがあるのか、取材してみたいものです。

 自然散策に出かける方は、この時期の目玉はなんですか?と聞き、その山野草を目掛けて歩いてしまう方も多いと思うのですが、地味な花の地味な所以などを、推理しながら歩くのも頭の体操になって楽しいと思いますよ。

 目立つ花は、ほっといても目立ちますから、時には地味な花めぐりをしてみるのも楽しいのではないでしょうか?

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嘉瀬川ダム-その後-

2009年05月09日 | 自然観察

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 今日は、嘉瀬川ダム下流の河川敷の調査に出かけました。
 現在、ダム工事は84%まで終了していると言うことでした。今年の秋には完成し、水をためはじめる訳ですが・・・

 ダムができることの弊害は、水没することによって失われる生態系が注目されますが、あまり影響がなさそうな下流域は、ダムが稼動し始めた後、どのように変化するかということも重要なことです。
 工事による影響や、水量変わることによる生態系の変化、ダムによって川砂の供給が止まることによる影響などがあります。

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 現在の河川敷の様子です。
 今の様子を写真に残し、記録を残すことが、ダムが稼動した後と比べてどのような変化があるのかを知る貴重な資料になっていきます。

 気がついたらなくなる自然というのが、実は最近の大きな問題で、大型工事をしている部分には目が行きますが、小規模な改修工事や造成などは、気がついたときには元の姿は跡形もなく、資料もない、何を失ってしまったかすらわからないということが、日々おきているんです。

 これからも少しずつ、フィールドに出るときは写真をとったりメモをとって、自然の今の顔を残していきたいと思います。

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お茶づくり

2009年05月06日 | 里山

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 今日は茶摘をしました。と言っても、140gなんですけど・・・(^^;
 昔は、茶摘をして製茶をしてくれる工場へ持っていって、自宅で飲んでいたんです。農家では、畑の脇にはお茶の木が植えてあって、自宅用のお茶をまかなっているところも少なくなかったんです。
 量を採るためには、お茶の木の手入れをしないなぁ。。。

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 自宅で製茶するのは初めてですが、『うかたま』にお茶作りの記事が載っていたので、チャレンジしたいと思っていました。
 少し成長しすぎの茶葉ですが、ホットプレートを使って茶もみをしました。なかなか難しく、見た目はボッサボサなお茶になりました。

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 とりあえず試飲です。
 素朴なお茶の香りと味で、飲めるって程度のできですが(笑)、完成しました。
 茶もみをもう少し調べて、次回は見た目もきれいなるといいなぁ。

 日本茶は、茶葉の生産と共に合組み(ブレンド)の腕が重要なのだそうで、日本茶の世界は、話を聞けば聞くほどおもしろいんですよね。
 『・・・のお茶はおいしい』と聞いて飲んでみたものの、言うほどおいしいかな?と感じとことはありませんか。
 これも合組みの仕業で、地元のお茶屋さんが、地元の人の好みに合わせて合組みをするので、地元のお茶が一番おいしく感じるんだそうです。

 もう数年前ですが、静岡茶に静岡産以外の茶葉が入っていると言って騒ぎになったことがありますが、お茶の合組みの文化を知っていたら、騒がずにすんだ話ですね。

 新茶の季節、お茶の歴史や文化にも興味を広げてみると、更に楽しめると思います。

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虫が少ない?

2009年05月06日 | 自然観察

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 庭のエゴノキが満開を迎えました。今日も天気が良くて、気持ちの良い日です。

 さて、前回のブログで、虫が少ないのでは?というお話をしましたが、久々に庭の花の写真を撮っていると、毎年梅酒用の実を収穫する梅の木がほとんど実をつけていないことに気付きました。

 父曰く、畑のグミの木も実をつけていないということで、どちらも花の付きは良かったのでどうしてだろうという話になりました。
 もしかしたら、虫が少なくなっていることで受粉できなかったのでしょうか?
 少し、心がけて花に訪れる虫に注目してみようと思います。

 農作物の受粉は、人間が頑張って行うことも可能ですが←それも大変な苦労ですが(^^;
 山の木や草花は、虫が受粉しないと種を作ることができなくなりますから、更に深刻な問題です。

 『今年、たまたま・・・』とか  『思い過ごし』だといいんだけどなぁ

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