九州自然協議会(自然観察指導員の九州の集まりです)の下見のために背振山へ行って来ました。散策コースの下見をしながら、やっぱり自然観察をして楽しい一日でした。
下見が終わった後、ネイチャー佐賀の事務局長さんのお宅で、お茶飲み話をしていたのですが、自然観察会からどうやって自然保護につなげていくか、難しいテーマですが色々と意見交換ができてとっても刺激になりました。
田んぼの観察会をしていると、農薬の話や植生が変わったこと、生き物の種類が減ったことなどが話題に出てしまいますが、農家さんが参加していると、近代農業をやっていることに罪悪感を抱いてしまうそうなんです。
農家も変わらなければならない時代なんだろうと思います。でもそれ以上に、消費者が変わらなければならない時代なんじゃないかな?
自然だけでなく、食べ物に対しても、次世代の子供たちにどういう形でバトンタッチをしていくのか、考える時が来ているように思います。
難しい話ってことでもないんだけど、農林漁業で実際に生産している人たちが、元気に楽しく働ける社会をめざすと、安全な食べ物が私たちの口の中に入ってくるんじゃないのかな?と思っています。
『観察会を通して、本当はたくさんの農家の応援団をつくりたいと思っている』なんてことを、ちょっぴり熱く語ったのでした。。。(^^;
来年は、もう少し前進して、里山のことを語れるように、工夫をしていきたいなと思っていますので、ご意見やアイディアをいただけたらうれしいです!