週末、鹿島の道の駅で行われた『棚じぶ体験』に参加してきました。
「棚じぶ」とは、鹿島市七浦地区に昔から伝わっているもので、舟を使わず小屋から四つ手の網を降ろし、しばらくして網を引き上げて、魚を捕る、干満の差を利用した漁法の一つです。この四つ手の網の事を「じぶ」と言うそうです。
この棚じぶは、農家の方がおかずをとるためのものだそうで、餌も使わず、のんびりとした漁です。(笑)
こんなのんきな漁で魚はとれるのか?と心配していましたが、1匹のGETです!!!
前日の夜には14匹のヤスミという魚がとれたそうで、雨上がりには、結構とれるんですよと教えてもらいました。小さな海老もとれて、子どもたちが踊り食いにチャレンジしたり、生憎の雨の中、楽しい体験ができました。
漁の後は、お魚を調理し、みんなで頂きました。から揚げ、お味噌汁、たこの煮付けに小海老のかき揚げ、どれもおいしかったです。(^^)v
この棚じぶ漁も、ほとんど残っておらず、鹿島の「都市と農村交流を進める会」が伝統漁を伝えるために企画してくださったものです。
自然や環境を残すだけでなく、人と自然との関わり・伝統文化も後世に伝えていけたらいいなと感じた一日でした。
おいしかったですよ! おいしいイベントは、本当に楽しいですね(^^)v