ヒサカキの花が満開です。
仏様にあげるのに、この辺りではよく使われます。
この花は、独特の香りがあるのですが、子供の頃、このにおいを花の香りと思わずにいました。
と言うのも、ちょうどヒサカキの花が咲く頃、ミカンの木に農薬をかける時期で、この香りがすると、父がミカンの木に農薬をかける準備をしていたので、農薬のにおいだと思っていたのです。
ヒサカキの開花時期が、農作業の時期と重なっていたんですね。
きっと、探すとこんな事例はたくさんあるのかもしれませんね。自然の暦を読みながら生活のリズムを作るのは、昔ながらの知恵ですよね。
温暖化で、開花時期は狂いがち、自然の暦を読むのは難しくなっているのかもしれませんが、そこから、自然の変化を読み解けるのかもしれません。
子供の頃、確かに持っていた自然の暦を、思い出して書き留めてみると、いろんなことがわかるかも・・・
時間を見つけてやってみようと思います。
お!仲間発見。
本当に最近まで知らなかったんですよ。
家がミカンを作らなくなってからも、近所の農薬だと思ってました。
まさに、季節の香りなんだなぁと思います。