J3RDに関連して、今まで意味が良く分からなかったことがあります。これは、『三菱ジープのあゆみ』にも記載されていませんでした。それは、最大積載量を250kgから500kgに増加させた車輌が存在していたということです。ベースとなった車輌は、J3RとJ3RD。以下の仕様を変更することで積載量を+250kgとして、昭和37(1962年)年3月に運輸大臣に車体番号の打刻届出が実施されていました。車名及び型式は以下の通り。
J3R ⇒ J3A (J3R 同様に右ハンドル)
J3RD⇒ J3AD (J3RD同様に右ハンドル)
《ベース車輌からの変更点》
J3R ⇒ J3A
フロントスプリングをライトデューティーからモデレットデューティーに、そして
リアスプリングをライトデューティーからヘビーデューティーに換装。
J3RD⇒ J3AD
リアスプリングをモデレットデューティーからヘビーデューティーに換装し
クラッチコントロールを機械式作動から油圧作動に変更
上記変更以外は、全くJ3RとJ3RDと同じものであります。なお、車輌重量はベース車より
数十キロ軽くなっています。
☆三菱ジープ互助会☆
代表発起人J57改@日野市
この続きは、今度の週末までお待ち下さい。
何か少しもやが晴れてきました。実は、パジ
ェロ製造(旧東洋工機)関係者に聞いても?
マークで、これまでずっと『A付き』車輌とは
一体何か悩んでいました。