三菱ジープ互助会

全国の三菱ジーパーとの連携の輪を拡大しよう。
≪設立の趣旨≫
①修理情報の共有
②J3等車両研究
③部品調達他

クラレクレモナ帆布ビニロンという幌生地 その①

2019-10-20 22:18:46 | 日記
 皆様に、大変大きな波を被せてしまう結果となったことを反省しております。多数のメンバーの方々から救いの手を差し伸べて頂いており、本当にありがたく思っております。考えてみれば2016年の春に初めて幌屋さんを訪問し、その後とんとん拍子に事が進みました。今回は、その気心が知れた幌屋さんの社長様から直々に引導を渡される結果となりました。まあ身から出た錆かも知れません。逆の見方をするときっと幌屋さんも辛かったに違いありません。そこのところは、落ち着いてじっくりと考える必要があると思います。うまくいかなくなった原因をもう一度自分なりによく考えることにします。まあ、だいたい思い当たる節はあります。
 ところで2019年に入り、新たに三菱ジープ互助会のHPを製作致しました。これまでブログの中にバラバラに記載されていた純正幌に関連する内容をぎゅーっと凝縮させアップしております。それなりに純正幌製作に関するノウハウも蓄積することができたと考えています。これもご支援、ご協力頂いた皆様のおかげです。先日、久方ぶりに三菱自動車の部品商さんを訪問する機会があり、あらためて純正幌の販売が完全に終了したことを確認致しました。ようやく岐阜県の〇〇スペース社さんも肩の荷がおりたようです。京都ナンバーのJ55を所有されているAsiaさんも、実は私と同じようにこの〇〇スペース社さんのルートに到達されていました。市販されない、一般に流通しない幌生地、それはかなりの確率で『クラレ製のクレモナ帆布ビニロン』というものだと思われます。インターネットでいくら検索しても決してヒットしない、辿りつかない生地です。しかしながら、自衛隊への入札時に提示される仕様条件には、具体的な生地の名称はありませんが、この内容で専門の方々は迷うことなく分かるんです。これまでの幌屋さん調査の中ではっきりしましたが、幌屋さんでもだいたいのところは、必要な寸法のこの自衛隊用生地の支給を受けて製作されているようです。どなたか幌生地に詳しい方、是非この生地のことを調べて頂き、知恵を出して頂けないでしょうか。きっと新たな生地調達のヒントが生まれると思います。

 
 
  手前がEV帆布10号で奥がEV帆布9号。幌の仕上がりは生地がよりしっかりして厚みがあるEV帆布10号の方が良いとの幌屋社長様の談。

☆追記:〇〇スペース社にもメールを送信しました。前回は2012年6月に未だメーカー側が補用品を販売していた関係もあり正式にお断りの回答を頂きました。あれから7年経過し環境が変わりました。再交渉は可能ですかとの当方の問いかけに対してどのような見解が出てくるかを待つことにします。

★三菱ジープ互助会★
 代表発起人J57改@日野市
 当方へのアクセスは、jeep-gojyokai@crux.ocn.ne.jp
塩井まで。

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