少し間があきましたが、今回は燃料タンクについてです。副代表は、今から8年前に移転登録時に燃料タンクを修理したそうです。燃料タンク自体は、助手席下に設置されています。タンク上面はあまり錆びは発生しませんが、手の届かない下面は枯葉やゴミが堆積し、腐りや錆の発生が進行します。燃料自体が漏れるというよりも、にじみが要注意です。副代表は、燃料タンクを車体から降ろし、下側部分を確認。下側を支える補強材の周辺から錆が進行します。そのため、副代表は滲み部分を丹念にこすり、地金が出てきたところでハンダ付けを行ったそうです。但し、150Wの業務用のハンダこてを使用して。燃料の滲みを根絶することが大切とのコメントでした。現時点、J3以降の三菱ワイドジープでさえ、新品の燃料タンクの供給は完全にストップしております。程度の良い中古品が見つけられなかったら、副代表のように自分で修理するしか方法はありません。燃料タンクがらみで消耗部品としては、燃料ポンプ(ガラス工芸部品)のガラス部品を下に押して固定する部分に、厚さ1㎜程度のコルクが使用されています。これは最寄りのホームセンターでコルクを購入し、自作することが可能です。しかしながら、良く設計されていて、このコルク部品は45年近く経過した副代表のJ3Rでも、全く問題なく新車時の物で使えているようです。
《燃料注入口》
カギはありません。副代表はゴミをろ過する部分を引き抜いて、燃料残量を目視して後続可能距離を演算するそうです。
《ゴミをろ過するネック部分》
このようにするとガス欠時に確かに注入しやすい。でも自衛隊は別の用途のため、このような仕様としたらしい。
《燃料ポンプ外観》
まさに芸術品です。車体を揺らすと燃料ポンプの中にある燃料も揺れます。
★三菱ジープ互助会★
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