ファッション的伝統のすすめ ジェイスタイル工房 ブログ

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【葉蓋手前&半夏生】

2011年07月03日 | 習い事:茶の湯始めてみたら・・・
【本日のお菓子は、星願い】

〔葉蓋点前/はぶたてまえ〕夏点前のひとつ。
紫陽花の葉を蓋に見立てて、水差しの上に乗せました。
水差しは透明なガラス。中の水が本当に涼し気です。
 水立ての薄茶を皆で頂きました。
生まれて初めての水立てですが、美味しかった。

茶碗も星柄の清水焼、三嶋手暦茶碗、星文様のヒビ茶碗
茶杓は、七夕の笹の葉を思わせる節の多い仕様でした。
(銘は聞き逃しまし・・・)
蓋置きは、糸巻き→亭主のチョイスに、ゾクゾクします。

〔濃茶は、淡々斎好みの瓢箪の棚で・・・〕 
茶入れは、淡い青磁の耳付き
仕覆は、○○緞子


本日のお濃茶のお菓子は、
 お菓子の御銘は・・・「星願い」 
 ご製は・・・「鶴屋吉信」

画像では、判りにくいのですが、
天の川を真ん中に、金箔と銀箔が織姫と彦星でしょうか。

本日の薄茶のお菓子は、半夏生(はんげっしょう)

半夏生とは、夏至から11日目

軸は、竹葉々、起涼風「たけようようせいふうをおこす」禅語
竹がさやさやと清風を送っている様子。
人の気配を取り去りいっそう端的に竹林の美しさを表現したもの。
香合は、ほおずき

茶花は、半夏生
竹篭がピッタリ、良い姿だ。
  
(三越で、池田瓢阿竹芸展を見た後の為か身近に感じる)