きょうの教会ごはん 

神様との食卓で、一緒にご飯を食べましょう!

薔薇のため

2012年01月10日 | 羊、朝の一声
日曜日にバラの花束をいただいたことを書きました。そこで「恵み」をいただいた牧師さんの続報です。実は牧師さんはかなり寒がりで、ロサンゼルスとは言え、冬の会堂ではヒーター必須!という方。お家もいつも暖房が効いています。ところが先日、お宅へお伺いすると、何か寒い。。。「寒いですか?」と訊いてはくれるけど、暖房は入らない。。。『故障しているのかな?』なんて考えていると、ふいに仰いました。

「薔薇のためです。」

えっ?と怪訝な様子の私をご覧になって、説明してくださいました。「日曜日にいただいた薔薇が急いで開いてしまわないように、温度を下げているんです。以前にいただいた薔薇が、温かいお部屋ですぐにダメになってしまったことがあるので。今は、薔薇のためにちょっと我慢しているんです。」うわ~~!!何て幸せな薔薇!と思いました。

この牧師さんの行動に「愛」を見ました。愛って何でしょう?教会でも、また世間でも言葉だけは溢れている「愛」。愛は、薄っぺらな言葉だけではなく、また一時の感情でもありません。えんぢぇる師が愛の3C伝説で説くように、「愛にも知識と努力が必要」なのです。そしてそれには「行動」が伴います。

愛は決意であり、決断であり、約束です。寒がりの牧師さんが薔薇を大切に思い、少しでも長く薔薇が美しく咲き続けるように、犠牲を払って努力すること、しかも誰に気付かれることもなく。ここに「愛の行動」があります。そして「愛」を究極的に行ってくださったのが、神様です。神様が、牧師さんが薔薇を大切にするより何万倍もの愛を持って、私たちを大切にし、愛してくださっていることをクリスチャンは知っています。だから、同じように「愛の行動」を実践していきたいのです。たとえ「正論ハラスメント」加害者の私であっても。




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