子供のころ集めていたものといえば
香り付きの鉛筆と消しゴム。
ま、集めていたというよりは
ちょっと多めに集まっていただけなのですが。
集まった鉛筆や消しゴムを順番に鼻の下にもってきては
深呼吸するのが好きで…
あれ? もしかして変?
あの頃のコレクション(宝物)はいったいどこに消えたのか?
大人になってからは、そんな文房具とは無縁になり
寂しい思いをしていると…
子供たちが新しい教科書をもらってくる生活が始まり、
「ちょっと 匂わせてね」と教科書をめくっては深呼吸。
なんて素敵な匂いなの
教科書最高 ←これ、イチオシ
香り付き鉛筆と消しゴムがなくても生きていけるわ
……やがて子供たちも大きくなり(大人だけどね)、
部屋に行くと香水とかアロマとか、ナントカスプレーの香りが…
あ~あ。
またお別れかぁ~
そこんとこいくと、学校の先生は辞めない限り
教科書深呼吸ができるのね。
時々、そんなことを考えます。