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*写真は元気な頃のアイツ (1年前くらい)
アイツが天国へ行きました
推定8歳、野良猫にしては長生きだったのではと思う
我が家に現れた頃は少~しだけ人に慣れている様子でしたが
元々の性格が物おじしないドンっと構えたところがあったせいかすぐに近くへやってきました
我が道を行く
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縄張り争いで酷いケガをしてきたことも多々ありました
我が家の勝手口でバトルを始めたことも
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オスで体は大きいのに鳴き声はかん高い
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相手が低い声でにゃーおぉーーーと威嚇するのに対し、
にゃぁお~~と可愛い声で応戦してました
身体中にベタベタした接着剤をくっつけてきたことも
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(どうやらネズミ捕り餅?だったみたいです)
生傷も耐えなくてあちこち血だらけでした
それでもボスの座は譲らず
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今年の夏あたりからかなり痩せてきて
老化?病気?? ・・・と心配に
寒くなったら太るのかなー? と思っているうちに冬が
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ここ1か月ほどはどこへも行かずに我が家の周りで一日を過ごしてました
アイツ用に発泡スチロールのハウスを用意して置いてありました
が、何か気に入らないことがあったのか(?)この寒空に縮こまって玄関先にずーっとうずくまっていた
見かねてもう1つ、ハウスを設置しました
小さくなった体を丸めながらハウスへ入っていく姿
晩年を迎えるってこういうことなんだ、と
誰を見てもニャ~
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アイツをすごく可愛がってくれた人がいます
猫好きのSさん
この人のおかげでアイツの最期を看取ることができました
亡くなる2日前、ハウスの布団にお漏らししてしまったアイツはどこかへ消えました
もう5日も何も食べていなくて、どこへ行ったのかと
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Sさんは言います
「おそそをしちゃったから申し訳なくてどこかへ行ったのよ また気が向けば帰ってくる」と
その日の晩はどこで過ごしたのか 姿は全く見えず・・・
夕方、ハウスをのぞくとアイツが帰ってきていた!
目が見えなくなっていて鳴き声も弱弱しく。。。
慌ててSさんに電話すると「鼻水がくっついちゃっているんじゃないか」とのこと
「今日はもう遅いし寒いと濡れタオルで拭くのも可哀想だから明日にしましょう」と言われ様子を見ることに
翌朝、ハウスへ行ってみると・・・ しっぽが外に出ていて冷たくなっている
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フタを外すと瀕死の状態のアイツがいました
すぐにSさんに連絡、蒸しタオルを作りに走る
閉じている目を拭いてくれて固まっていた鼻水がとれて目が見えた!
血だらけの口周りもきれいにしてくれて
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体を覆うようにあったかいシーツをかけてあげました
寒かったんだなー。。。。
昨夜、寒さに耐えられなくてこんなになっちゃった。。。
もっとたくさん敷物入れてあげればよかったな。。。。
後悔しきりです
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その後、何度も何度も様子を見に行き・・・
Sさんが再び来てくれた 暖かい毛布を持って
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Sさんがアイツを持ち上げている間に毛布を敷いてあげる
体の上にも毛布をのせてやり、外では可哀想なので家の中へ入れることに
Sさんとお別れすることがわかるのか、鳴くこともできなかったアイツが顔を精一杯持ち上げてニャーと鳴いた
ここからわずかの間に息を引き取ったようです
玄関先でバタバタしていたので気付けなかった。。。
家に入れたときはもう動かなくなっていました
もっとああしてあげればよかった、と悔やむこともありますが
アイツが大好きなSさんに傍にいてもらえてよかった
本当によかった
猫は死ぬとき姿を消すと言いますが
こんな風に亡くなることもあるんだな と
晩年を過ごす場所に選んだ我が家で
いろんな人達にそっと見守られ・・・
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12月23日 もうすぐクリスマス
そんな日にアイツは逝きました
たくましかったアイツ
どんな事にもめげずに負けなかった姿は強く生きろと教えてくれました
ありがとね
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たくさんの思い出をありがとう
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