主翼と胴体のつなぎは、主翼の付け根部分(スパーの下)に0.5ミリの竹ひごを打ち込み、これで位置合わせをします。イモズケだけの場合、木に当たったりした時、パッカーンとはずれヒラヒラと主翼が行方不明になったりしますから・・・・ これで翼支柱をつければ程良い上反角もつきます。垂直尾翼は水平尾翼の上に乗るカタチとなりますが、胴体との隙間や角度を調整するため、水平を仮付けした状態で位置合わせをします。
これが終わったら早速紙貼りに突入--ところで、今回のネスミスにはちょっと変わった紙を貼る事にしました。実機のデータが少なく写真もあまり見かけない飛行機ですし、マスランチに使用する機体でもあり、識別を容易にする目的もあります? 木の上に乗っかったらまず見つけだすこと不可能なんですが。 万一この機体でスケール審査があるコンテストに参加する場合は、塗装を証明する実機写真が必要となりますから(良い子はマネしちゃいけません)
ローゼンジはまだインクジェット・プリンターがお粗末だった時代、おそらく10年以上前になるでしょうか、西荻のNさんから頂いたものでニジニジ(注:にじみ放題!)ですが、なんとも言えない味があって、データを作るだけでも相当な時間を費やして完成された上面・下面用の2色がありました、これを主尾翼に貼ります。そして胴体の紙も数年前流山のSさんからサンプルで頂いた古典機用の薄いベージュを印刷した物です。こちらはおそらくエプソン製のインクジェット(強インク?)だと思われます。この2種類の紙は素材も違うでしょうからきっと貼る時にはココロして頑張らないと・・・・透かしてみるとこんなにキレイ!