紙貼りが終了し、エアーブラシで色づけしてしまうと、もう元へはなかなか戻れません。例えば強烈なシワが片側だけ入ったり、紙のテンションにバルサが負けてしまい不都合なねじれが出来てしまったり、他のパーツと比べて明らかに色の吹きが濃すぎたりとか・・・・そんなときは迷わず水につけて紙を剥がしゼロからのスタートとなりますが、この程度なら何とか修正可能(我慢の範囲?)という完成度であればもう後戻りはしません。
今回スタリオンの垂直尾翼だけは何故か非常に出来が良いんです、垂直だけですが。特別ハードなバルサを使った訳でもなくヤワヤワで、紙も左右の貼り具合が良かったせいかシワも入らず、色の乗りも濃すぎず薄すぎず、まあ何年かに一度くらいはこんな三拍子揃ってしまった?美品が出来ることもあるんですね。完成重量0.1グラム、機体全体がこんな調子なら天才OOOOクンですが、そんな事は滅多に起きませんヨ。ちなみにクリーム色の塗装が終わったファルマン・ジャビルの垂直はバルサの色が濃すぎたせいかあまり美しく見えません。こちらは主翼が上手くいったのに・・・
今日は久しぶりの雨、夕暮れの街にやけに目立つRED