Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

PRAIRIE BIRD 1978

2011-04-03 | PEANUT SCALE MODELS

ボブ&サンディー・ペック夫妻がペック・ポリマーズ社を始めた1970年代には多くのロングセラー・キットが誕生しています。ペックの代表的なピーナッツ・スケール機と共に、少し大きめで純粋に飛ぶことだけを考えてデザインされた「ワンナイト」や「プレーリー・バード」もこの時代に生まれました。そして30年近く作り続けられ、現在もレーザーカットのキットとして販売されています。

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このような長寿キットのパッケージ・デザインも時代と共に変わって来ました。キットの中味では木製タイヤがプラステックになったり、プロペラのメーカーが変更になったり、同じキットでも製造された時代が違うと細かな部分が変わっています。

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今回、衝動的に作り始めた「プレーリー・バード」は時代的には恐らく1980年代の物と思われます。当時の外箱は今のオレンジとは違って黄色が主流で、タイヤは木製でした。このキットは生まれて30年近く経っているわけですから、このまま何事もなく余生を送る方がよろしいのか・・・、キットとして生まれてきたのだから作って飛ばしてあげないと・・・、最初の角材を切るまで悩んだわけであります。
バルサの色は「30年の重み」を感じますが重量はそれ程でも無く、一皮むけば決して醜くはありませんし、強度的にも問題なく使えそうです。紙はおなじみの水で濡らすとボソボソになる綺麗なオレンジ色が入っていましたが、これはエサキ・ティッシュに変更しました。生地完1夜、紙貼り1夜、組み立て1夜の3晩で30年の眠りから覚めたプレーリー君、果たしてその性能は・・・

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「折角ですから名前を入れてみましょう!」って事で、切り貼りしました。プロペラもスラスト・ボタンをちょっと細工してスラスト角を変更出来るようにしました。

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「これで君、飛ばなくてもキットには帰れないから、頑張るように・・・」

「俺のせいじゃ無い!」

PRAIRIE BIRD 1978がPRAIRIE BIRD 2011に生まれ変わりました。

2011043e

http://www.theplanpage.com/things/pb/pb.htm

Comments (2)
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