Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

Nieuport Type XI 1914 No.1

2024-09-23 | PEANUT SCALE MODELS

ひ弱そうな薄いバルサシートを見つけると何故か「コレ、ラミネートに使えそうじゃね?」とか思ってしまう・・・ 間違いない!

ろくにどんな機体なのかも確認しないでとにかく曲線部分のコピーをしてボール紙に貼りつけ紙テープを用意して準備万端。これでこの「バルサ」が使い物にならなかったらどーするの・・・とか考えません、今はね。





水に濡らして引っ張ってみます。ここで簡単に切れなかったら次に昔は大量にあった35mmのフィルムケースに巻いてみます。それでも簡単に折れたりちぎれたりしなかったら先ずは合格とします。





薄くてもソコソコ頑丈なバルサでしたら水性ボンド系の接着剤を使いますが、軽くてフワフワ系のバルサは3枚のラミネートでも必要な強度が期待できない時は極薄の瞬間を使います。試しに両方で作ってみて乾燥後に強度をチェックしたりします。





今回は水性ボンドを使いましたが部分的に弱そうな箇所だけ瞬間を染み込ませました。





ラミネートしたパーツが出来上がっても一息つかないで実際に組み立ててみます。ここで外周に弱さを感じたらもう一度作り直し・・・





どうにか使えそうな予感!
でも紙貼りのテンションは程々にしないと危険な強度ではあります。





尾翼が出来上がった所で初めてゆっくり機体を見ます(えっ、今頃?)
おなじみのニューポールですね・・・ロジェさんからこの図面と一緒に送られ来たのは小さな三面図に実機のモノクロ写真1枚だけ。





そもそもニューポール11と言えば一葉半の「あの機体」が最初に思い浮かぶのですが。年代も同じ頃でわざわざ「1914」と念押ししている理由はそこにあるのかな?と考えます。有名な11の方は1916年1月の運用開始となっていますからそれより少しだけ早くこの機体は生まれたのでしょう。戦闘機として生まれなかったこの機体がどれほど生産されたのかも不明ですが実機写真は残っていますから同じXI(11)でも生い立ちはまるで違っていたのでしょう。
色々な書籍やネット上でもこの機体に関してはそれほど多くの情報を見つけることは出来ません。
それは良いことなのか?それとも先に進むのに苦労するのか・・・は考えようです。空想の部分をあたかも実在するように見せるのも腕の内と割り切って進めます。





折角ならこちらの「11」の方が良かったなんて今頃になって言わないでね。

えっ、ミューガル?
「マーキングの周りに金色の縁取りが入ってた」とか情報聞いたら当然手は止まります!
写真見ても明らかな形跡が確認出来なかったら知らなかったことにしよう・・・なんて思案中です。

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