最近多くなった「ちょっと気分転換」
バルサを切り刻んで角材が出来ると日常的に何か作りたくなります。ですから「ふだんやらないこと」には当てはまらないかもしれません。突然に深夜生まれて明け方には作りかけで消えてしまう胴体や翼は星の数ほど・・・でもこの作業で答えが出ます。角材にするには無理がある!って決めたら潔く切り刻んだバルサは処分します。「このバルサ、使えそう・・・」と思ってもね。
ま、そんなゴミ箱行きのバルサでもせっかくだから「何かのカタチ」にしてから成仏してもらうこともあります。軽いけどちょっと体力のない0.8mm角を使ってシンプルモデルを作ります。ワンナイトとは行きませんが工作時間は木地完まで二晩程度、紙貼り一晩、プロペラ周り一晩、そんなお気楽モデルです。
角材として「使える」「使えない」の判断は何処で?
力をかけて折ってみる、見事にパキンと真っ二つになる。工作中に指の圧がかかると変形、湿度にも弱い。木目の繊維方向が並行じゃなく斜め、部分的に硬いところがある、色黒!
ちょっと使ってみるとわかる事もあります。サンディングしても美しくならない。「軽量化・命」で暴走すると取り返しのつかない落とし穴があったりします・・・。
「禁断のVテール」
最初に胴体の側板から、もうここで既に角材のピッチを狭くしています。このバルサじゃ紙を貼った時に耐えられないと判断、本能的に・・・ 真面目に図面どおり作らなくてゴメンナサイ。
色艶、感覚的には軽そうなバルサでも思ったほど軽くないんですね、どーして?
かなりの剛性、その引き換えなんでしょうね。
もう少し手抜き(間引き)しても良かったかも。
主翼は何も考えずサクサク。前縁、後縁は大量に切り出してある専用部材なので問題なし。
スパーは0.5mmmシートから調達。
胴体の重さから比べると少し安堵。
やはり胴体「やり過ぎ」の感あります。すべてバルサのせいにしちゃいけませんが、疑心暗鬼で作るとオーバースペックになるという見本。バルサと紙のせめぎあいを見たくない人はこれくらいでも大丈夫。
Vテールとテールに取り付けるタブも完成。
せっかくですから全体の体重測定。主翼中央の黒いのは「刻み海苔」じゃなくカーボンです。
ここまで二夜を費やす・・・
第三夜、紙を貼ったりしてみる、困ったときの「シェル」頼みで使いまわしてます・・・
紙の印刷は1時間ほどで完成しました、言ってみれば寄せ集めみたいなもんです。
ベースの黄色も印刷です。
頑丈過ぎません? でも紙のテンションには負けていませんから!
美しいラインが出てますからコレで良いんです。
お菓子の外装フィルムを窓に貼ります。その上から黄色のトリムを3M77で貼り付けます。
主翼もネジレをちょっと心配しましたが今のところ大丈夫。
プロペラユニットを除いてこんな程度。Vテールは残り物のストライプ地です。ま、あってもなくても目立ちませんけど。0.3グラムはダイエット出来たとちょっとだけ後悔してます。
第四夜、ペラが完成したので計測。0.02グラムはピアノ線切れば削れますとも。
しかしそんなに甘くない!翼取り付けの接着剤とか、タイヤとか、プロペラのスラスト・ベアリングとか、もろもろで4グラムは切れなかったね。
完成記念の写真
ゴムを積んで重心あわせのバラストを取り付けました。
そしてある日の机の上・・・
あれっ!何か変わってませんか? 「いいえ、何も・・・」
Vテールどこか変ですよね? 何故かフツーのカタチになってませんか?
一宮でのテスト飛行、Vテールの調整が思うように行かない。旋回が決まると美しく上昇しない。思うように高度が取れない、そっちに集中すると今度は旋回が決まらず途中から直線飛行したりスパイラルに入る、どーして? なんだか思いのままにコントロール出来ないのってストレス溜まります。バルサのピンを立て取付角差を自由に調整できるようにしたのが逆に旋回調整を難しくさせたのかも。
そこで情熱が冷めない(使った紙もバルサも残骸がある)うちに、オーソドックスな尾翼を作って、これでもか!いやコレでだめなら原因は他にある・・・
やはり原因はVテールでした。もう少しじっくり調整したら上手く行ったのかもしれません。やはり取り付け方法に問題があったようで微妙な調整が出来なかったのが原因ですね。
時間があればもう一度Vテールに戻して挑戦してみます。
最後に飛行ビデオです。写真をクリックするとYouTubeへ飛びます・飛びます!
バルサを切り刻んで角材が出来ると日常的に何か作りたくなります。ですから「ふだんやらないこと」には当てはまらないかもしれません。突然に深夜生まれて明け方には作りかけで消えてしまう胴体や翼は星の数ほど・・・でもこの作業で答えが出ます。角材にするには無理がある!って決めたら潔く切り刻んだバルサは処分します。「このバルサ、使えそう・・・」と思ってもね。
ま、そんなゴミ箱行きのバルサでもせっかくだから「何かのカタチ」にしてから成仏してもらうこともあります。軽いけどちょっと体力のない0.8mm角を使ってシンプルモデルを作ります。ワンナイトとは行きませんが工作時間は木地完まで二晩程度、紙貼り一晩、プロペラ周り一晩、そんなお気楽モデルです。
角材として「使える」「使えない」の判断は何処で?
力をかけて折ってみる、見事にパキンと真っ二つになる。工作中に指の圧がかかると変形、湿度にも弱い。木目の繊維方向が並行じゃなく斜め、部分的に硬いところがある、色黒!
ちょっと使ってみるとわかる事もあります。サンディングしても美しくならない。「軽量化・命」で暴走すると取り返しのつかない落とし穴があったりします・・・。
「禁断のVテール」
最初に胴体の側板から、もうここで既に角材のピッチを狭くしています。このバルサじゃ紙を貼った時に耐えられないと判断、本能的に・・・ 真面目に図面どおり作らなくてゴメンナサイ。
色艶、感覚的には軽そうなバルサでも思ったほど軽くないんですね、どーして?
かなりの剛性、その引き換えなんでしょうね。
もう少し手抜き(間引き)しても良かったかも。
主翼は何も考えずサクサク。前縁、後縁は大量に切り出してある専用部材なので問題なし。
スパーは0.5mmmシートから調達。
胴体の重さから比べると少し安堵。
やはり胴体「やり過ぎ」の感あります。すべてバルサのせいにしちゃいけませんが、疑心暗鬼で作るとオーバースペックになるという見本。バルサと紙のせめぎあいを見たくない人はこれくらいでも大丈夫。
Vテールとテールに取り付けるタブも完成。
せっかくですから全体の体重測定。主翼中央の黒いのは「刻み海苔」じゃなくカーボンです。
ここまで二夜を費やす・・・
第三夜、紙を貼ったりしてみる、困ったときの「シェル」頼みで使いまわしてます・・・
紙の印刷は1時間ほどで完成しました、言ってみれば寄せ集めみたいなもんです。
ベースの黄色も印刷です。
頑丈過ぎません? でも紙のテンションには負けていませんから!
美しいラインが出てますからコレで良いんです。
お菓子の外装フィルムを窓に貼ります。その上から黄色のトリムを3M77で貼り付けます。
主翼もネジレをちょっと心配しましたが今のところ大丈夫。
プロペラユニットを除いてこんな程度。Vテールは残り物のストライプ地です。ま、あってもなくても目立ちませんけど。0.3グラムはダイエット出来たとちょっとだけ後悔してます。
第四夜、ペラが完成したので計測。0.02グラムはピアノ線切れば削れますとも。
しかしそんなに甘くない!翼取り付けの接着剤とか、タイヤとか、プロペラのスラスト・ベアリングとか、もろもろで4グラムは切れなかったね。
完成記念の写真
ゴムを積んで重心あわせのバラストを取り付けました。
そしてある日の机の上・・・
あれっ!何か変わってませんか? 「いいえ、何も・・・」
Vテールどこか変ですよね? 何故かフツーのカタチになってませんか?
一宮でのテスト飛行、Vテールの調整が思うように行かない。旋回が決まると美しく上昇しない。思うように高度が取れない、そっちに集中すると今度は旋回が決まらず途中から直線飛行したりスパイラルに入る、どーして? なんだか思いのままにコントロール出来ないのってストレス溜まります。バルサのピンを立て取付角差を自由に調整できるようにしたのが逆に旋回調整を難しくさせたのかも。
そこで情熱が冷めない(使った紙もバルサも残骸がある)うちに、オーソドックスな尾翼を作って、これでもか!いやコレでだめなら原因は他にある・・・
やはり原因はVテールでした。もう少しじっくり調整したら上手く行ったのかもしれません。やはり取り付け方法に問題があったようで微妙な調整が出来なかったのが原因ですね。
時間があればもう一度Vテールに戻して挑戦してみます。
最後に飛行ビデオです。写真をクリックするとYouTubeへ飛びます・飛びます!