Peanut scale.....fly above the rest!

伝説のピーナッツ・スケール
原始的?もしかしてハイテク?な、ゴム動力スケールモデル

真面目にLederlin 380L"Flying Flea" 再開編 No.10

2017-05-25 | PEANUT SCALE MODELS




 嗚呼 一日を何処へ運ぼうか
 未だ知らぬ先の日へ暦を先取るため







コピー紙で作る型紙は出来上がった機体に合わせて調整しながら何枚も作らないと。
よく図面上に展開図なんか出てますが、あれは参考になる程度でそのまま切り抜いて一発で決まることなんかありましぇーん!(経験談)



今から30年前と言えば今年が2017年ですから1987年、みんなキャピキャピ(死語)の頃です。
で、もうそのころピーナッツは始めてました、思えば一番楽しくて怖いもの知らずで何でも出来た時代です。

今年Facebookで友人となったフロリダ在住のジョージ・ヌニェス(George Nunez)さん。実はさかのぼる事30年前お付き合いがありました。もうそんな古い話、記憶もさだかじゃないしどうでもよい事なんですが、フロリダ州マイアミのインドア・ピーナッツ・グループで歯医者さんのドクター・マーチンさん率いるM.I.A.M.A(マイアミ・インドア・エアークラフト・モデル・アソシエーション)のメンバーでした。
クラブの会報「ハンガー・パイロット」はこの頃地味に有名でして、マイアミのピーナッツやピスタチオの活動を世界に発信していました。当時の競技参加方法で、実際に機体を送って代理飛行してもらうコンテストなんかすると色々なところから参加があり、かなり賑やかでした。ですからその勢いはルール(競技規定)にも反映されて「マイアミ・ルール」なる特別な規定を作ってしまったほどです。それをやっちゃうくらいパワーがあったんでしょうね・・・


で、話は戻ってジョージさんですが、ビル・ハンナンさんの雑誌のコラムに彼の機体が時々登場していました。マイアミのインドア・グループの機体としてはスケール感がハンナじゃなく、どちらかと言うとこってり系の手の込んだ機体が多かった記憶です。当時個人的にブラシを吹くときのマスキングには何を使っているか?という話になり、絵画用の幅広マスク・シートを紹介されて使ったことがあります。しかしこれは接着力が強すぎて紙を痛める恐れがあるので、一般的な模造紙(30kg)に薄くスプレーボンド(3M55)を吹いたものを好きなサイズに切りとって使っていました。サンプルとして当時使っていたその紙を彼に送ったことがあります。自動車好きで古いアルファ・ロメオやポルシェなど数台をガレージに並べた写真なども探せば出てきます。


そのジョージさんから、「現在のあなたの住所を教えて欲しい・・・」というメールが来たのは4月のはじめ、今も続いている車の趣味で不要になったポルシェなんか送られてきたら? ないか、それは。


で、話はマイアミに戻って、あれだけ隆盛を極めていたM.I.A.M.Aでしたが、ジョン・マーチンさんが亡くなられてからはガタガタと崩れるように活動は止まってしまいました。会報を一人で作り、コンテストを仕切ってきたドクターの存在はとても大きかったのだと思います。その後を引き受けるメンバーも無く、親友のリンちゃん(デーブ・リンストラム)もフロリダからラスベガスに女性がらみで移住しちゃうし、後が続きませんでした。しかしドクターが一番元気だった1980年代は国際競技として毎年代理飛行コンテストが行われ、今思えば良き時代だったと思います。当時私も数機の機体を日本からマイアミに送りましたが、彼の死後それらはどうなってしまったのか? 返送料も馬鹿にならなかった時代ですから、競技終了後に機体返還は不要としておきましたから、まあそれが何処にあろうが気にもせずいたのです・・・


で、やっと本題!
彼から来てしまったのです!何かが・・・・







(続く)
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