もう一つの問題・・・作り手の能力を試されている?のかしら
プランクは側面から始めます。先ずはシートの外側だけ水で濡らして曲面にしておきます。エンジンカウルとのすき間を気にしながら、少しずつ合わせて行きます。単純な作業ですが、削りすぎない、切りすぎない事。バルサ・シートは濡れたままで接着しないこと、乾燥すると引っ張られて凹む事があります。シートの接着が終わったらストリンガー3本を取り付けます。この部分はレーザー・カットのパーツがありますが微妙に小さく、普通の角材に変更しました。
本来はすべて張り終わってからサンディングするのですが、どうしても待てない性分ですね。何とか両側が完成したら上面をプランクします。ここは全体を合わせてから接着するよりも、まず片側だけ接着し、少しずつ曲面に押さえつけながら最後に端面を整形しました。削りすぎると命取り!すき間が開いてしまいます。胴体後部の細くなっていく箇所は分けて張ります。角胴の上部両側とプランクの接合面は「膨らまないで」「沈まないで」直線であること。
サンディングで少し薄くなった箇所もありますが、穴があきそうになったら裏側からプランクすれば大丈夫。コックピットは実機の写真を見てから開けましょう。胴体後部のストリンガーを取り付けます。手で押さえて凹む箇所は、短く切った同じ角材で裏側から「かいもの」をします。真横から見て上面が波打っていないかを見ながらサンディングで修正します。
これでとりあえず完成。でも、もう一つの問題が・・・
胴体に主翼の下翼を取り付ける時、このままでは胴体の紙貼りが上手くいきませんね。何か考えないと・・・レーザー・カットでリブを抜いた残りのバルサ・シート残骸を使って考えますか。