映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『アパートの鍵貸します』

2008年07月13日 | Weblog
よい

ビリー・ワイルダー 監督
ジャック・レモン、シャーリー・マクレーン、フレッド・マクマレイ、レイ・ウォルストン、デヴィッド・ルイス、ジャック・クラスチェン 出演

出世の足掛かりにと、上役の情事のためにせっせと自分のアパートを貸している会社員バクスター(レモン)。だが、人事部長のシェルドレイク(マクマレイ)が連れ込んで来たエレベーターガールのフラン(マクレーン)は、バドの意中の人だった……。

よいのだが、傑作かといわれればそれほどではないような気もする。

しかし、耐えることが好きな日本人にとって、ジャック・レモンのシャーリー・マクレーンにつくす態度は涙を誘い、共感を得るのではないか。

シャーリー・マクレーンのかわいさと、あとちょっと利口になれば彼女を救えるのにと思わせる設定が絶妙で、男心をくすぐる。

妻子もちの男性とつきあったことのある女性には、くどき文句が昔から変化がないことにも気づくのではないか。

アメリカ人はパスタを茹でたあと水にさらすのか?