映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『バッド・ルーテナント』

2010年12月08日 | Weblog
よい

ヴェルナー・ヘルツォーク 監督
ニコラス・ケイジ、エヴァ・メンデス、ヴァル・キルマー、アルヴィン・“イグジビット”・ジョイナー、フェアルーザ・バーク、ショーン・ハトシー、ジェニファー・クーリッジ 出演

ハリケーン・カトリーナの直撃で荒廃したニューオーリンズ。浸水した刑務所から逃げ遅れた囚人を助け出す英雄的行為で表彰され、“警部補(ルーテナント)”に昇格した刑事テレンス・マクドノー。しかし、救出の際に負傷した腰の痛みのためドラッグが手放せなくなってしまう。愛人の高級娼婦フランキーと2人でドラッグに興じ、元来の賭博癖にも歯止めが掛からなくなっていくテレンス。さらには町のゴロツキを銃で脅してドラッグをくすね、警察の押収品にまで手を出す始末。そんな中、セネガルからの不法移民家族5人が殺害される事件が発生、その捜査の陣頭指揮を任されるテレンスだったが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335584#1



ニコラス・ケイジ!
ぶっ壊れたニコラス・ケイジが返ってきた! 

殺人事件なんてどうでもいいのだ(笑)。ニコラス・ケイジの壊れゆく個人の世界を、笑いながら楽しめる心の余裕と才能がある人だけが楽しめる作品なのだ。

さすがアメリカ映画、こんな作品でもエンディングはああいうふうにしてしまうとは……(笑)。

ワニ、イグアナ、犬と、動物が出てくるところは笑ってもいいところである。

二発撃てのシーンがよかった。