映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『人生万歳!』

2011年04月05日 | Weblog
よい

ウディ・アレン 監督・脚本
ラリー・デヴィッド、エヴァン・レイチェル・ウッド、パトリシア・クラークソン、ヘンリー・カヴィル、エド・ベグリー・Jr、マイケル・マッキーン、コンリース・ヒル 出演

かつてはノーベル賞候補になるなど天才物理学者と持てはやされ、順風満帆かに思われたボリス。だがそんな彼も、自ら招いた災いを機に今ではすっかり落ちぶれ、冴えない独身中年に成り下がっていた。こうして淡々と日々をやり過ごしていたボリスはある夜、南部の田舎町から家出してきた若い娘メロディと出会う。



ユダヤ人的な厭世観、こだわり、みみっちさ、人生観に満ち溢れたコメディ。

それは冒頭の歌でもわかる。
グルーチョ・マルクス(マルクス兄弟というウディ・アレンが尊敬しているコメディ・ユニットのひとり)が歌っているようだとはわかるのだが、どの作品かはわからない。
家にもどってDVDで調べ『けだもの組合』だとわかり、「グルーチョ・マルクス I must be going」で調べて曲のタイトルが『"Hello, I Must Be Going"』だとわかった(ほぼそのまんまやんけ!)。
参考ページ
http://www.asahi-net.or.jp/~kz3t-szk/mar_hoo.htm






しかも、なんか複雑になりそうだというのはわかるのに、答えは原題でもあり割と早めに出てくるセリフでもある「WHATEVER WORKS(なんでもアリ)」だと用意されているのだ。

あとは過剰なセリフと展開をムフフと喜べばいい。

英語ができたほうがかなり楽しめそうである(わたしはできないのだ)。