映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『インビクタス/負けざる者たち』

2011年04月13日 | Weblog
よい

クリント・イーストウッド 監督
モーガン・フリーマン、マット・デイモン、トニー・キゴロギ、パトリック・モフォケン、ジュリアン・ルイス・ジョーンズ 出演

1990年、アパルトヘイトに反対し27年間も投獄されていたネルソン・マンデラがついに釈放される。そして1994年、初めて全国民が参加した総選挙が実施され、ネルソン・マンデラは南アフリカ初の黒人大統領に就任する。しかしアパルトヘイト撤廃後も、白人と黒人の人種対立と経済格差は依然として解消されず、国家はいまだ分断状態にあった。マンデラ大統領にとって国民の統合こそが悲願であり、自ら寛容の精神で範を示し、国民に和解と融和を呼びかける。そして、翌95年に南アフリカで初開催されるラグビーW杯を国民融和の絶好のチャンスと捉える。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335400



男が感動するツボを的確に突いた作品。
そのツボが多数でてきて最後まで飽きるところがない。

ワールドカップ初戦の勝利の翌朝、早朝に集合してマンデラが収監されていた刑務所を見学に行くのは事実だろうがなかろうが不自然である。そこに彼女がいるのはなおさら。

音楽も素晴らしい。

『PUSH 光と闇の能力者』

2011年04月13日 | Weblog
よい

ポール・マクギガン 監督
クリス・エヴァンス、ダコタ・ファニング、カミーラ・ベル、クリフ・カーティス、ジャイモン・フンスー、コリー・ストール、マギー・シフ、ミン・ナ 出演

第二次世界大戦時より国家に育成され、歴史的有事に関わってきたといわれる特殊能力者たち。しかし一部の能力者は政府の支配から逃れるため、身を隠しながら生きていた。そんな能力者のひとり、ムーバー(念動力)のニックはある日、ウォッチャー(未来予知力)のキャシーと出会い、世界中の能力者たちを監視する極秘政府機関“ディビジョン”から脱出したキラという女性を一緒に捜してほしいと頼まれる。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=334688



主人公不在の(笑)、サイキックアクション。
クリス・エヴァンスがもっとも長く映っているので主人公かもしれないとは思うのdが、正直いてもいなくてもいい存在なのだ。

それよりも魅力的な存在がたくさんいて(というよりも、主人公の影が薄い!)、登場人物が多すぎるくらいだが、どのキャラクターも設定というか背景の描き込み不足が目立つ。ディビジョンと在野超能力者たちと中国側のみっつの勢力があると気づいたのはかなりあとになってからのことだった(笑)。

この監督は前作の『ラッキーナンバー7』が名作だったが、複数の登場人物たちの魅力をちりばめながら表現するのが得意なのかもしれない。