映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『フェイシズ』

2012年05月09日 | Weblog
ふつう

ジュリアン・マニャ 監督・脚本
ミラ・ジョヴォヴィッチ、ジュリアン・マクマホン、サラ・ウェイン・キャリーズ、マイケル・シャンクス、マリアンヌ・フェイスフル 出演

恋人のブライスとの結婚を控え、順風満帆な日々を送っていた女性教師、アンナ。ある日、ニューヨーク中を震撼させていた殺人鬼“涙のジャック”による殺人現場を目撃してしまう。犯人に気付かれ、襲われるも一命を取り留める。しかし昏睡から目覚めたとき、彼女は相貌失認となってしまい、恋人や親友どころか、鏡に映る自分の顔さえも認識できなくなってしまっていた。唯一の目撃者として捜査に協力するものの、犯人の顔を思い出すことが出来ないアンナ。しかも、自分を抹殺しに来るかも知れない犯人に気付くことも出来ない恐怖で次第に平静を保てなくなってしまうのだが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=341670#1



yahooのオンライン試写会で観た。前にも書いたかも知れないが、全画面にならなくなっているね。改悪だ。

映像に関して。ミラ・ジョボが病院で目覚める。意識がはっきりしない表現で映像がボヤけるのだが、その部分がオソマツすぎてがっかりした。

脚本が観客の知りたいことを無視している。「相貌失認」という病気を描いているのだが、この病気の人は声で区別ができないのか? できるかどうかの説明が本編中にまったくない。
また、恋人との別れと新恋人とのつながりとそのあとが機械的にしか描かれていない。
恋人が死ぬ必要があったのか?

『キスキス,バンバン』

2012年05月09日 | Weblog
よい

シェーン・ブラック 監督・脚本
ロバート・ダウニー・Jr、ヴァル・キルマー、ミシェル・モナハン、コービン・バーンセン 出演

ニューヨークのしがない泥棒ハリー・ロックハート。ある時、警察に追われていて思わず逃げ込んだのは、ハリウッド映画のオーディション会場。俳優に間違われたハリーはオーディションをパスし、探偵役のスクリーンテストのためにロサンジェルスへ。彼はそこで役作りのため、通称“ゲイ”と呼ばれている本物の私立探偵ペリーに弟子入りすることに。一方でハリーは、女優を夢みてハリウッドへやって来た幼なじみハーモニーと再会する。やがてハリーとペリーは奇怪な事件に遭遇。さらに、ハーモニーの妹も謎の自殺を遂げ、事態は混沌の度を深めていく……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=323630





これかなりおもしろいのだが、ギャグの決まり具合にあたりとはずれがある。

あたりのほうは観れば笑えるので触れないが、はずれのほうはちょっと書く。

以下ネタバレ






指のやつはいらないでしょ(笑)。
しかもご丁寧にいちどつなげてさらにダメおし。これがあるから大ヒットにならなかったのではないかと思われる。痛いところを粘着質に描く必要はないだろう。

ゲイの部分はまったく下品にならずに見事にギャグにしているのに、なんでこちらを強調するかな。