映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ミッドナイト・イン・パリ』

2012年05月29日 | Weblog
よい

ウディ・アレン 監督・脚本
キャシー・ベイツ、エイドリアン・ブロディ、カーラ・ブルーニ、マリオン・コティヤール、レイチェル・マクアダムス、マイケル・シーン、オーウェン・ウィルソン、ニーナ・アリアンダ、カート・フラー、トム・ヒドルストン、ミミ・ケネディ、アリソン・ピル、レア・セドゥー、コリー・ストール 出演

ハリウッドでの成功を手にした売れっ子脚本家のギル。しかし、脚本の仕事はお金にはなるが満足感は得られず、早く本格的な小説家に転身したいと処女小説の執筆に悪戦苦闘中。そんな彼は、婚約者イネズの父親の出張旅行に便乗して憧れの地パリを訪れ、胸躍らせる。ところが、スノッブで何かと鼻につくイネズの男友達ポールの出現に興をそがれ、ひとり真夜中のパリを彷徨うことに。するとそこに一台のクラシック・プジョーが現われ、誘われるままに乗り込むギル。そして辿り着いたのは、パーティで盛り上がる古めかしい社交クラブ。彼はそこでフィッツジェラルド夫妻やジャン・コクトー、ヘミングウェイといった今は亡き偉人たちを紹介され、自分が1920年代のパリに迷い込んでしまったことを知るのだった。やがてはピカソの愛人アドリアナと出逢い、惹かれ合っていくギルだが……。
ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=341568



映画館で観た。

この出演者の順番はギャラの高い順か?  登場順ではないし、主人公からでもない。

手堅すぎるぞ、話が。

基本的にオコチャマの主人公がタイムスリップによって成長するお話だが、その描写のしかたが魅力的だ。

冒頭の風景の切り替わりと雨の中家具屋さんから出てくるところがウディ・アレンっぽいなと感じさせた。特に後者は演技というか発声の仕方までウディ・アレンを思わせた。

ブニュエルに「どうしても部屋から出られない」作品制作を薦めるのは『皆殺しの天使』のことか?