映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『山のあなた 徳市の恋』

2009年03月28日 | Weblog
よい

石井克人 監督
草なぎ剛、加瀬亮、マイコ、広田亮平、宮永リサ、黒川芽以、三浦友和、渡辺えり子、松金よね子、洞口依子、堤真一 出演

新緑の山道を歩く目の不自由なふたりの按摩。一人は、前を歩く人の数から性別までピタリと当てる鋭い勘の持ち主、徳市。もう一人は、その良き相棒、福市。春先からの仕事場となる山の温泉場へ向かっていたふたりを、東京からの女性、三沢美千穂を乗せた馬車が追い越していく。やがて、温泉場の按摩宿泊所に落ち着いた徳市と福市。そこへ、宿屋の鯨屋から呼び出しがかかる。さっそく治療に向かった徳市は、お客として待つ美千穂と再会する。いつしか、この謎めいた女性、美千穂に惹かれていく徳市だったが…。

上記ストーリーはオールシネマからの引用
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=329666

オリジナルは清水宏監督の1938年の『按摩と女』で、脚本、カメラアングル、役者の動きをほぼ忠実に再現したらしい。石井克人監督はリメイクではなく、カヴァーだとしている。

高音質、高画質はすぐにわかるが、造形・美術に関してもかなりこだわっているようだ。旅館の鯨屋が最初に出てきたときに驚いた。

そして、マイコの不思議な魅力と存在感、草なぎ剛のひたすらな演技がすばらしい。

草なぎ剛がこんな変な映画に出演するのがこれまた不思議だ。


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