映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『モールス』

2012年10月10日 | Weblog
ふつう

マット・リーヴス 監督
コディ・スミット=マクフィー、クロエ・グレース・モレッツ、イライアス・コティーズ、リチャード・ジェンキンス、カーラ・ブオノ、サーシャ・バレス 出演

しんしんと雪の降る小さな田舎町。母親と2人きりで暮らす12歳の孤独な少年、オーウェン。いつも学校でいじめにあっている彼は、夜になると団地の中庭でひとり寂しく過ごしていた。ある日、隣に引っ越してきたばかりの謎めいた裸足の少女アビーと出会う。2人は夜の中庭で言葉を交わすようになり、少しずつうちとけていく。その後、部屋の壁越しにモールス信号で連絡を取り合うまでになる2人だったが、やがてオーウェンはアビーの驚くべき秘密を知ってしまう。折しも、町では残酷な猟奇殺人事件が連続して発生し、住民を恐怖に陥れていた。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=338758





脚本もこの監督の名前になっているが、ストーリー自体は『ぼくのエリ 200歳の少女』(トーマス・アルフレッドソン監督、ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト脚本)と同じである。わたしの評価はあちらがよくて、こちらはふつう。
どこが違うのか?

本作は強調するところが間違っている! 思春期の少年が女性に興味を持っても何も問題はないが、本作でそれを強調してもうまく作品全体につながらない。それに母親が宗教熱心な描写もヘタクソである。

あちらは悲惨な環境にユーモラスな描写を織り交ぜることで心理的にラクになるし、エンディングにほっとできるのだが、こちらにはそれがない。



『ぼくのエリ 200歳の少女』のわたしの記事
http://blog.goo.ne.jp/jm131/e/df915457f35a23633a95ab910c6362ee


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