映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『告白』

2010年06月08日 | Weblog
ふつう

中島哲也 監督・脚本
松たか子、木村佳乃、岡田将生、西井幸人、藤原薫、橋本愛

とある中学校の終業日。1年B組の担任・森口悠子は、ある告白を始める。数ヵ月前、シングルマザーの森口が学校に連れてきていた一人娘の愛美がプールで死亡した事件は、警察が断定した事故などではなく、このクラスの生徒、犯人Aと犯人Bによる殺人だったと。そして、少年法に守られた彼らを警察に委ねるのではなく、自分の手で処罰すると宣言するのだった。その後、森口は学校を辞め、事情を知らない熱血教師のウェルテルこと寺田良輝が新担任としてクラスにやってくる。そんな中、以前と変らぬ様子の犯人Aはクラスでイジメの標的となり、一方の犯人Bはひきこもりとなってしまうのだが……。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=335612



これ、おそらく原作がもともとわたしとあわないのではないかと思う。

「更生がはじまる。……なんてね」

完全な復讐劇としてならば、まだ評価は高かったと思うが、こんなので更生といわれても不愉快である。仮にそれがホントだったとしたら、少年Bはどうなのか? あの結果が更生といえるのか?
そして、復讐劇ならばあの最後の事件はありえない。あれはあとからの発想である。

あんな暗い(照明がおちている)教室で延々と話す教師はいない。しかもそれがウェルテルまで続く……。

松たか子と岡田将生の演技はよかった。


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